千葉市で床ずれ防止用具をレンタルする方法|エアマット・ウレタンマットの選び方

こんにちは、シルバーとっぷの雲居 愛です。

千葉市で床ずれ防止用具のレンタルをお考えの方へ。「ずっと寝ている家族の背中が赤くなってきた」「褥瘡(とこずれ)を防ぎたいが何を選べばいいかわからない」——こうした不安を持つご家族から相談をいただくことがあります。在宅での長期臥床は褥瘡リスクを高めますが、適切な福祉用具と体位変換で予防することが可能です。

床ずれ(褥瘡)とは

褥瘡(とこずれ)とは、長時間同じ体位でいることによって皮膚が圧迫され、血流が滞り皮膚組織が損傷する状態です。特に骨の出っ張った部分(かかと・仙骨・坐骨・肩甲骨など)に発生しやすいです。

褥瘡が発生しやすい4大リスク因子を家族の方に知っておいていただきたいと思います。

  • 長期臥床:ベッドで長時間動けない状態
  • 栄養状態の不良:低栄養状態では皮膚の修復力が低下する
  • 尿失禁・便失禁:皮膚が湿潤した状態が続くと褥瘡が発生しやすくなる
  • 知覚障害:痛みを感じにくいと圧迫に気づけない

要介護4〜5など寝たきりに近い状態の方はリスクが特に高く、床ずれ防止用具の活用が非常に重要です。
(出典:厚生労働省「褥瘡対策に関する診療計画書」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/

介護保険の対象要件

床ずれ防止用具は介護保険の福祉用具レンタル対象品目です。原則として要介護2以上の方が対象で、医師の意見書などが必要になるケースもあります。

要介護1以下の方でも、疾患・障害等により褥瘡リスクが高い場合は例外給付が認められることがあります。まずはケアマネージャーにご相談ください。

エアマットとウレタン・ゲルマットの違い

床ずれ防止用具は大きく「動的マット(エアマット)」と「静的マット(ウレタン・ゲルマット)」に分類されます。

種類 特徴 向いている方
エアマット(動的) 空気の圧力を自動で変化させ、体への圧迫を分散・解放する 褥瘡リスクが高い方・すでに褥瘡がある方
ウレタン・ゲルマット(静的) 素材の柔軟性で体圧を分散する。動かない 褥瘡リスクが中程度の方・寝心地を重視する方

エアマット(動的マット)の中には「自動体位変換機能」付きのものもあります。空気の流れを制御して体の向きを自動で変える機能で、介護者が手動で体位変換する回数を減らすことができます。老老介護で体位変換が難しいご家庭では特に有効です。

エアマットの実務知識

エアマットを使う際に知っておいていただきたい実務的なポイントをご紹介します。

  • 圧設定:ご利用者の体重・身体状況に合わせて圧力を調整します。設定が低すぎると「底付き」といって体がマットを突き抜けてしまい逆効果になることがあります。専門相談員が初回設定します
  • コンプレッサー音:エアマットはモーター(コンプレッサー)で空気を循環させるため動作音があります。静音モデルを選んだり、コンプレッサーを離れた場所に設置することで軽減できます
  • 定期点検:空気漏れや接続部の緩みが生じることがあります。定期的な確認が必要です

千葉市内の訪問看護との連携

床ずれ防止はあくまで「予防補助」です。すでに褥瘡が発生している場合は、医療処置(皮膚科や訪問看護師による処置)が必要です。福祉用具だけで褥瘡を治すことはできません。

千葉市内には各区に訪問看護ステーションがあります。床ずれ防止用具の選定と訪問看護師・ケアマネージャーが連携することで、在宅での褥瘡予防ケアの体制を整えることができます。
(出典:千葉市「在宅医療・介護の連携推進」 https://www.city.chiba.jp/hokenfukushi/koreishogaisha/zaitakuiryoukaigo.html

よくあるご質問

Q
まだ床ずれは発生していませんが、予防のために使えますか?
A
はい、床ずれ防止用具は予防を目的として使用できます。褥瘡が発生してからでは対処が大変になるため、リスクが高い状態になった早い段階でのレンタルをおすすめします。
Q
エアマットの音が気になります。
A
静音モデルのエアマットも多く出ています。また、コンプレッサーをベッド下に置くなどの工夫で音を軽減できます。訪問時に実際の音を確認していただけます。
Q
自動体位変換機能付きのエアマットは本当に体位が変わりますか?
A
空気の流れで体の傾きを変える仕組みです。完全な体位変換ではなく約15〜30度の傾斜変化ですが、定期的な体位変換の補助として有効です。手動での体位変換と組み合わせてご利用ください。
Q
床ずれが発生してしまいました。福祉用具で治せますか?
A
床ずれ(褥瘡)は医療処置が必要です。訪問看護師や皮膚科医への相談を最優先にしてください。福祉用具はあくまで予防の補助であり、発生した褥瘡を治療することはできません。
Q
床ずれ防止マットのレンタル費用はいくらですか?
A
エアマットで月額3,000〜8,000円程度(全額目安)、1割負担の方なら300〜800円程度が目安です。自動体位変換機能付きはより高額になります。機種によって異なりますのでご相談ください。

まとめ

  • 床ずれ防止用具のレンタルは原則要介護2以上が対象
  • エアマット(動的)はリスクが高い方に、ウレタン・ゲルマット(静的)は中程度のリスクの方に
  • 自動体位変換機能付きエアマットは老老介護の介護者負担軽減に有効
  • 褥瘡が発生したら医療処置が必要——福祉用具は予防補助の役割
  • 訪問看護師・ケアマネと連携したチームでの褥瘡予防が重要

千葉市での床ずれ防止用具についてご不明な点があれば、シルバーとっぷにご相談ください。訪問看護との連携についてもアドバイスできます。

千葉市で床ずれ防止用具のレンタルをお考えなら、創業38年のシルバーとっぷへ。

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参考にした情報

著者プロフィール

雲居 愛(くもい あい)/株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。千葉県内の大学で社会福祉を学び、2024年シルバーとっぷ入社。現在は千葉市を中心にご家族のもとへ訪問し、福祉用具の選定やご相談を担当。趣味は読書と犬の散歩。

※本記事の情報は2026年6月時点のものです。制度・料金は変更される場合がありますので、最新情報は厚生労働省または各自治体にご確認ください。

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