花見川区の骨折後の在宅介護|大腿骨骨折から自宅に戻るための福祉用具

こんにちは、シルバーとっぷの雲居 愛です。

「母が自宅で転倒して大腿骨を骨折し、入院しています。来月退院予定なのですが、自宅をどう整えればいいか全くわからなくて」——花見川区のご家族からこうした緊急のご連絡をいただくことがあります。大腿骨骨折は高齢者にとって深刻な怪我です。しかし、適切な在宅環境の整備と福祉用具の活用で、再転倒を防ぎながら在宅生活を続けることができます。

大腿骨骨折と「寝たきり」のリスク

大腿骨骨折(股関節近くの太もも骨の骨折)は、65歳以上の高齢者に多い骨折のひとつです。転倒が主な原因で、女性・骨粗しょう症がある方に特にリスクが高い傾向があります。

大腿骨骨折が「寝たきりのきっかけ」になりやすい理由は、手術・長期入院による筋力低下・廃用症候群(体を動かさないことによる機能低下)が引き起こされやすいためです。入院中のリハビリ加えて、退院後の在宅での早期活動再開が要介護度の悪化を防ぐ上で非常に重要です。
(出典:厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html)

歩行能力の回復段階別に必要な福祉用具が変わる

大腿骨骨折後の回復は段階的に進みます。回復段階に応じて必要な福祉用具が変わります。

回復段階 主に必要な福祉用具
術後直後〜退院時(車椅子移動) 車椅子・介護ベッド(高さ調整機能)・スロープ・手すり
歩行器歩行が可能になった時期 歩行器・介護ベッド・手すり(車椅子は返却検討)
杖歩行が可能になった時期 歩行補助つえ(多点杖→T字杖)・手すり
自立歩行が可能になった時期 手すり(玄関・浴室など)・転倒防止環境整備

退院時には車椅子が必要でも、リハビリが進めば半年〜1年後には杖だけで歩けるようになるケースも多くあります。段階的に用具を変更・返却することを前提に、柔軟に対応します。

花見川区の戸建て住宅で「危険な段差」を先につぶす

骨折後の在宅復帰では、「再転倒しない環境」を作ることが最優先です。花見川区の古い戸建て住宅で特に注意が必要な場所と対策をご紹介します。

玄関の上がり框(段差15〜25cm)

置き型手すりを設置して、座った状態から立ち上がれるよう補助。段差が高い場合はスロープとの組み合わせで対処。

廊下〜トイレ間の段差

トイレ入口の手すりを設置。ドアが開き戸の場合、引き戸に変更する住宅改修も検討できます。

浴室への移動

浴室は転倒リスクが最も高い場所のひとつです。浴室前の脱衣室に手すりを設置し、浴室内の手すり(住宅改修)と座れる椅子(シャワーチェア)を組み合わせます。

夜間の照明

「夜中にトイレに行くとき暗くて見えない」は転倒の大きな原因です。センサーライトやフットライトの設置を検討。これは住宅改修ではないため、ご自身で購入・設置できます。

退院前訪問の調整方法

退院前に、OT(作業療法士)・PT(理学療法士)・福祉用具専門相談員がご自宅を訪問して環境を確認する「退院前訪問」という手順があります。この訪問で、設置が必要な場所・用具の種類を実際の生活環境に照らし合わせて確認します。

退院前訪問を調整する方法

  1. 病院のソーシャルワーカーに「退院前に自宅の環境確認をしてほしい」と伝える
  2. ケアマネージャーが同席して確認日程を調整する
  3. OT・PTが自宅でご本人の動作を確認し、必要な改修・用具を検討する
  4. 福祉用具専門相談員が搬入経路・設置場所を確認して機種を決定する

花見川区内での退院前訪問はシルバーとっぷもご協力できます。ケアマネージャーを通じてご依頼ください。

骨折後の区分変更申請を検討すべきタイミング

骨折以前に要支援・要介護1だった方が骨折後に著しく状態が悪化した場合、現在の要介護度では必要なサービスが足りなくなることがあります。その場合は「区分変更申請」を行い、要介護度を見直します。

区分変更申請を検討すべきサイン

  • 骨折前は自立で歩いていたが、今は車椅子が必要になった
  • 現在のプランの支給限度額を超えてしまう
  • 骨折前より明らかに日常生活動作能力が低下した

区分変更申請の手続きはケアマネージャーが進めます。「もしかして要介護度を見直した方がいいかも」と感じたら早めに相談してください。

再転倒防止のための環境チェック

一度転倒・骨折した方は、再転倒のリスクが高い傾向にあります(一度転倒した方は転倒リスクが2倍以上になるとも言われています)。在宅復帰後に定期的に環境をチェックすることが重要です。

再転倒防止チェックリスト

  • □ 床にコード・マット・段差(敷居等)がないか
  • □ 夜間の照明が確保されているか(トイレまでの動線)
  • □ スリッパや靴下の滑り止めが付いているか
  • □ 玄関・廊下・浴室に手すりが設置されているか
  • □ 椅子・ソファの高さが立ち上がりやすい高さか(低すぎると立ち上がりにくい)
  • □ 服の裾・パジャマの丈が長すぎて引っかからないか
  • □ 視力・補聴器の定期確認(見えにくい・聞こえにくいと転倒リスクが上がる)

わたしたちの定期訪問時には、こうしたチェックリストを使って環境を確認しています。気になる点があれば次のステップ(住宅改修・用具変更等)をご提案します。

仕事をしながら退院後対応をするための段取り

花見川区の現役世代が多い家庭では、仕事の合間に退院後の手配を進める必要があります。

仕事しながら退院対応を進めるための段取り

  1. 入院中に病院のソーシャルワーカーと早めに連絡:「仕事があるので平日は動きにくい」と伝えると、土日・夜間対応が可能かどうか相談に乗ってもらえます。
  2. ケアマネージャーとの連絡はメール・電話でも可:対面での打ち合わせが難しい場合も、電話・メールで進められます。
  3. 退院前訪問は家族が参加できる日程で設定:ソーシャルワーカーに「家族が参加できる日」を伝えて日程調整。
  4. 訪問介護・デイサービスと組み合わせて日中の介護を委託:仕事中は外部サービスに任せる体制を作る。

よくあるご質問

Q
大腿骨骨折で入院中です。退院前にどんな準備が必要ですか?
A
まず病院のソーシャルワーカーに「自宅退院に向けた準備をしたい」と伝えてください。ケアマネージャーの手配・退院前カンファレンスの調整・退院前訪問(自宅環境確認)と段取りを進めていきます。
Q
退院当日に車椅子が必要なのですが、間に合いますか?
A
退院日の3〜5日前までにご連絡いただければ対応できる場合が多いです。ケアプランの準備状況・在庫状況によりますので、まずケアマネージャーを通じてご連絡ください。
Q
リハビリが進んで回復したら、借りた用具はどうすればいいですか?
A
不要になった用具はいつでも返却できます。「車椅子はもう不要だが手すりは引き続き使いたい」という場合も、部分的な解約・継続が可能です。ケアマネージャーにご相談ください。
Q
花見川区の古い住宅に住んでいます。スロープを設置するスペースが玄関前にありません。
A
スペースが限られる場合は、住宅改修で段差そのものを低くする方法や、折りたたみ式で不使用時に片付けられるスロープの活用など、代替案をご提案します。まず現地確認をさせてください。
Q
骨折前は要支援1でしたが、退院後は要介護2が必要な状態です。どうすればいいですか?
A
区分変更申請を行って要介護度を見直すことができます。ケアマネージャーに「区分変更申請をしたい」と伝えれば手続きを進めてもらえます。新しい認定が出るまでの間も「暫定プラン」で対応できます。

まとめ

  • 大腿骨骨折後の在宅環境整備が早期に行われることで、要介護度の悪化を防ぎやすい
  • 回復段階(車椅子→歩行器→杖→自立)に合わせて用具を変更。レンタルなら柔軟に対応できる
  • 花見川区の古い戸建ては玄関・廊下・浴室の危険な段差を退院前に確認・対策する
  • 退院前訪問(OT・PT・専門相談員による自宅確認)を病院ソーシャルワーカー経由で調整
  • 状態が大きく変わった場合は区分変更申請を検討
  • 仕事と介護の両立のためにケアマネ・訪問介護・デイサービスを組み合わせる

「退院後の生活が心配で」という気持ちは十分理解できます。わたしたちが一つひとつ確認しながら、安心して帰れる環境を一緒に作ります。お気軽にご相談ください。

千葉県で福祉用具レンタル・介護用品をお探しなら、創業38年の株式会社シルバーとっぷへ。

📞 0120-605-409(無料相談受付中)

お問い合わせはこちら介護保険レンタルの詳細

参考にした情報

雲居 愛(くもい あい)
株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。千葉県内の大学で社会福祉を学び、2024年シルバーとっぷ入社。趣味は読書と犬の散歩。

免責事項:本記事の情報は2026年時点のものです。最新の制度内容は厚生労働省または各自治体にご確認ください。

タイトルとURLをコピーしました