こんにちは、シルバーとっぷの雲居 愛です。
「デイサービスでは歩けているのに、自宅だとよく転倒する」「施設で使っている歩行器と自宅のものが違う。どっちが合っているの?」——デイサービスと在宅介護を並行して利用しているご家族から、こうした疑問をよく聞きます。
デイサービスと自宅での福祉用具がバラバラだと、かえって混乱やリスクが生まれることがあります。この記事では、千葉市でデイサービスと在宅福祉用具を上手に連携させるためのコツをお伝えします。
デイサービスと在宅で「使う道具が違う」と起こる問題
デイサービスで使っている歩行器・車椅子・手すりと、自宅で使っているものが異なる場合、次のような問題が起きることがあります。
- 操作方法の違いによる混乱:「施設の車椅子はブレーキがここだったのに、自宅のはここ」という違いが転倒リスクを高めます。
- サイズ違いによる不快感・危険:体に合っていない車椅子や歩行器は疲れやすく、安全性も下がります。
- スタッフ間の情報共有が不十分:デイサービスのスタッフが「自宅でどんな用具を使っているか」を知らないと、適切な介助が受けられないことがあります。
これらの問題を防ぐには、デイサービスのスタッフと在宅の担当者(ケアマネ・福祉用具専門相談員)が情報を共有することが重要です。
デイサービスのスタッフが持つ情報を自宅介護に活かす
デイサービスのスタッフは、週2〜3回の通所の中で「その人の状態」をよく観察しています。たとえば:
- 「通所時は手すりなしで15mは歩けている」
- 「最近、以前より歩幅が狭くなってきた」
- 「左手で手すりを握るほうが安定している」
こうした情報は在宅での用具選定にとても役立ちます。サービス担当者会議や連絡ノートを活用して、デイサービスからの情報をケアマネ・福祉用具専門相談員と共有することが重要です。
稲毛区を拠点とするシルバーとっぷでは、デイサービス担当者から「こういう使い方をしているので、自宅でも同様にしてほしい」というご連絡をいただくことがあります。こうした連携が、安全で一貫したケアを生み出します。
送迎時の車椅子サイズと送迎車のリフト
デイサービスの送迎時に使う車椅子は、送迎車のリフト(車椅子を乗り込ませる昇降装置)のサイズに合っている必要があります。
自宅で使っている車椅子をそのままデイサービスの送迎に使いたい場合は、事前に車椅子の幅・重量が送迎車のリフト仕様に合っているか確認することが重要です。合わない場合は:
- 送迎車に合うサイズの車椅子を別途準備する
- デイサービス施設の車椅子を送迎時も使用する
のどちらかで対応することになります。デイサービスの担当者とシルバーとっぷの担当者が相談して最適な方法を決めることができますので、お気軽にご相談ください。
デイとリハビリの成果を在宅福祉用具に反映させる「定期見直し」
デイサービスでのリハビリによって歩行能力が改善した場合、今まで使っていた用具が「必要以上に大きい・多機能すぎる」状態になることがあります。
たとえば「以前は車椅子での移動が必要だったが、リハビリで歩行器があれば歩けるようになった」という場合は、車椅子から歩行器への変更を検討します。これは本人の能力を引き出す「自立支援」の観点からも大切です。
シルバーとっぷでは定期的な訪問点検の際に「今の用具は今の状態に合っているか」を確認し、必要に応じて変更をご提案しています。
デイサービス通所日と在宅日の介護負担バランス
週3回デイサービスに通っている場合、残りの4日(在宅日)にどう福祉用具を使うかを計画することが大切です。
在宅日の介護負担を軽減するための福祉用具の考え方:
- 移乗介助の多い朝・夜:ベッドの高さ調整・スライディングボード・移乗補助ベルトで介護者の腰を守る
- 入浴(週2〜3回):シャワーチェア・浴槽台・入浴台(特定福祉用具販売品)で入浴動作を安全に
- トイレ・排泄:ポータブルトイレ・リフトアップ補助便座で排泄の自立を支援
デイサービスがある日は「施設スタッフが対応」、在宅日は「福祉用具を使って自立または家族介助」というように役割を分けることで、介護者の負担を整理できます。
サービス担当者会議でのデイサービスと福祉用具の情報共有
デイサービスの担当者とシルバーとっぷの福祉用具専門相談員が一緒に参加するサービス担当者会議は、情報共有の絶好の機会です。
会議での確認事項として以下をお勧めします。
- 「デイで使っている用具と自宅で使っている用具が統一されているか」
- 「最近のリハビリの成果を自宅の用具に反映させる必要があるか」
- 「デイ通所日と在宅日で介護方法・用具の使い方が一貫しているか」
よくあるご質問
まとめ
- デイと自宅で同じ種類・操作方法の用具を使うことで転倒リスクを下げる
- デイサービスのスタッフが持つ「通所時の状態情報」を在宅ケアに活かす
- 送迎車のリフト仕様と車椅子のサイズを事前に確認する
- リハビリの成果を定期的に在宅の福祉用具に反映させる「定期見直し」を行う
- サービス担当者会議でデイサービス担当と福祉用具専門相談員が情報共有する
デイサービスと在宅の連携は、ケアの質を高める大きな鍵です。「施設と家で使っているものが違う」と感じたら、すぐにケアマネまたはシルバーとっぷにご相談ください。
デイサービスと在宅の福祉用具の連携はシルバーとっぷにお任せください。千葉市内全域対応。
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参考にした情報
- 千葉県介護サービス情報公表センター https://www.kaigokensaku.mhlw.go.jp/12/(2026年6月時点)
- 厚生労働省「福祉用具貸与・特定福祉用具販売」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yougu/index.html(2026年6月時点)
雲居 愛(くもい あい)
株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。千葉県内の大学で社会福祉を学び、2024年シルバーとっぷ入社。現在は千葉市を中心にご家族のもとへ訪問し、福祉用具の選定やご相談を担当。趣味は読書と犬の散歩。
※本記事の情報は2026年6月時点のものです。最新の制度内容は千葉市または各担当機関にご確認ください。
