こんにちは、シルバーとっぷの雲居 愛です。
いすみ市は菜の花やコスモスが沿線を彩る「いすみ鉄道」で観光客に親しまれ、近年は有機農業やサーフィンを目的とした移住者も増えているエリアです。しかし地域の現実を見ると、高齢化率42.6%(2024年1月時点)という、千葉県内でも特に高い水準にあります。この記事では、いすみ市の在宅介護と福祉用具レンタルの実情をお伝えします。
いすみ市の高齢化率と人口減少——深刻な現実
いすみ市の高齢化率は2024年1月1日時点で42.6%(住民基本台帳ベース)と、千葉県内でも最高水準のひとつです。総人口は約35,289人(2024年)で減少傾向にあり、市の人口ビジョンによれば2045年には約23,000人まで減少すると推計されています。
人口の約2.5人に1人が65歳以上という現実の中で、農村部・海岸部の至るところで高齢者が在宅での生活を続けています。移住者の増加は地域の活力につながる一方、高齢化率の改善には時間がかかるのが現状です。
(出典:いすみ市公式サイト「人口の推移」 https://www.city.isumi.lg.jp/)
大原病院と退院後の在宅介護準備
いすみ市の基幹医療機関として大原病院(いすみ市大原地区)が地域を支えています。しかし高齢化率の高さに対して医療・介護インフラが十分に追いついていない状況があるのが実情です(施設詳細は市公式サイトでご確認ください)。
大原病院から退院後に自宅(いすみ市内の農村部・海岸部)へ戻る際は、退院前カンファレンスを活用して退院当日から介護ベッドや手すりを使える状態にすることが重要です。「退院後に動けるようになったら考えよう」と先延ばしにしてしまうと、自宅での転倒リスクが高まります。入院中から担当ケアマネジャーとシルバーとっぷに連絡を取っていただければ、スムーズに準備を進めます。
農山村部・海岸部への福祉用具配達について
いすみ市は2005年の合併(大原町・夷隅町・岬町の3町)で誕生した市で、市内は旧3町の生活圏が今も存在します。特に岬地区(太東海岸近く)は市街地から離れており、農山村部への福祉用具配達では道路状況の事前確認が重要です。
シルバーとっぷは千葉県全域を対応エリアとしており、いすみ市内の農村部・海岸部への配達にも対応しています。ただし一部の山間地域や非常に細い農道が続く集落については、配達前に道路状況を確認させていただく場合があります。まずはお電話(0120-605-409)でご相談ください。
外房の古い農家・漁師家屋での福祉用具活用
いすみ市の外房の気候は、海風が強く冬は寒い環境です。塩害で建物の傷みが早く、古い農家・漁師家屋では土間・段差・古い浴室という住環境が多くみられます。
こうした住環境での在宅介護では以下の福祉用具が特に役立ちます。
- 手すり(玄関・廊下・浴室・トイレ):工事不要のタイプで農家の古い建具を傷つけずに設置できます。
- スロープ:土間・玄関の段差解消に。折りたたみ式は収納も簡単です。
- 歩行器・シルバーカー(歩行車):海岸集落でのゆるやかな移動・外出支援に。
- 特殊寝台(介護ベッド):和室・畳の部屋でも設置可能(要介護2以上)。
- 床ずれ防止用具(エアマット):農作業・漁業引退後に体を動かさない時間が増えた方に重要(要介護2以上)。
(出典:厚生労働省「福祉用具貸与・特定福祉用具販売」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yougu/index.html)
移住者・遠距離介護家族へのサポート
近年、有機農業やサーフィン(大原海岸・東浪見海岸)を目的としていすみ市に移住した方の中には、遠方に高齢の親を持つケースもあります。また「いすみ市の高齢の親を、都市部に住む子世帯が遠距離で支援する」というケースも少なくありません。
遠距離介護では、現地(いすみ市)のケアマネジャーや訪問サービス事業者との連携が特に重要です。シルバーとっぷのような福祉用具業者が定期的にモニタリング訪問を行うことで、離れた家族が日常的に現地の状況を把握しやすくなります。「毎月の訪問レポートをメールで送ってほしい」などのご要望にも対応しますのでご相談ください。
いすみ市で福祉用具レンタルを始める手順
- 申請:いすみ市役所(福祉部 高齢者支援課)または地域包括支援センターへ。
- 認定調査:農山村部の集落でも訪問調査員が訪問します。
- ケアプラン作成・福祉用具レンタル開始。
(出典:厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html)
よくあるご質問(いすみ市編)
まとめ
- いすみ市の高齢化率42.6%(2024年1月)は千葉県内でも最高水準
- 2045年には人口が約23,000人まで減少する見込み
- 大原病院退院後は退院前から準備を進めることが重要
- 農山村部・海岸部への配達は道路状況を事前確認(個別相談)
- 移住者・遠距離介護ファミリーへのサポートも対応
- シルバーとっぷはいすみ市全域(農村部・海岸部)への配達に対応
「移住したばかりでどこに相談すればいいかわからない」「遠方から親の介護を支援したい」など、どんな状況のご相談も歓迎します。
いすみ市で福祉用具のご相談はシルバーとっぷへ
千葉県全域対応・創業38年。農村部・海岸集落への配達にも対応します。
☎ 0120-605-409(受付時間:平日9:00〜18:00)
参考にした情報
- いすみ市公式サイト https://www.city.isumi.lg.jp/(2026年6月時点)
- 厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html(2026年6月時点)
- 厚生労働省「福祉用具貸与・特定福祉用具販売」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yougu/index.html(2026年6月時点)
著者プロフィール
雲居 愛(くもい あい)/株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。2024年シルバーとっぷ入社。
※本記事の情報は2026年6月時点のものです。最新情報は各自治体・関係機関にご確認ください。
