木更津市の在宅介護と福祉用具|アクアライン後の開発と旧市街地高齢化の共存

こんにちは、シルバーとっぷの雲居 愛です。

木更津市といえば、アクアラインを渡った先の「三井アウトレットパーク」が真っ先に浮かぶ方も多いかもしれません。しかし木更津駅周辺や請西地区の旧市街では、賑わいとは別の静かな変化——高齢化と空洞化——が進んでいます。

東京湾アクアラインと木更津市の変貌

1997年12月に東京湾アクアラインが開通したことで、木更津市は川崎市まで約16km・約15分という劇的なアクセス改善を実現しました。この結果、木更津市へのアクセスが飛躍的に向上し、企業進出・住宅開発が相次ぎました。

アクアライン開通後の主な変化:

  • 2012年開業の三井アウトレットパーク木更津(国内最大規模):周辺に大型商業施設・ホテル・住宅開発が続く
  • 木更津インター周辺の物流倉庫・工場・商業施設の立地が増加
  • 東京・横浜方面からの移住者・通勤者増加

一方で、これらの新開発エリアとは対照的に、JR木更津駅周辺の旧市街では空き店舗・空き家が増加し、高齢者が多く残る「高齢化した旧市街」という構図が生まれています。
(出典:木更津市「木更津市都市計画マスタープラン」 https://www.city.kisarazu.lg.jp/kurashi/machi/city-planning/masterplan.html

旧市街(木更津駅周辺・請西地区)の高齢化と在宅介護

木更津駅周辺(新宿・畑沢・かずさ方面)や請西地区では、戦前〜昭和30〜50年代に建てられた古い住宅が多く残っています。

旧市街の住環境特徴:

  • 木造2階建ての古い住宅が中心で段差・廊下幅の問題が多い
  • 高齢者のみの世帯(老老介護・独居高齢者)が増加
  • 空き店舗・空き家が増え、近隣コミュニティが希薄化
  • バス路線・商業施設の縮小で高齢者の移動がますます困難に

旧市街の古い住宅での在宅介護では、廊下幅・段差・浴室の問題が中心的な課題です。特に木更津の旧市街では、港町・漁師町の名残を持つ古い木造家屋が多く、独特の間取り(土間が広い・廊下が複雑など)に対応した福祉用具選定が必要です。

三井アウトレット周辺の新開発エリアでの在宅介護

木更津インターチェンジ周辺から三井アウトレットパーク周辺にかけては、2000年代以降に開発された比較的新しい住宅地が広がっています。戸建て分譲住宅やマンションが多く、比較的若い世帯が多いエリアですが、近年は移住してきた第一世代が高齢化するケースも出始めています。

新開発エリアでの在宅介護相談は現時点では比較的少ないですが、将来の高齢化に備えた早期の住環境整備相談が増えてきています。「将来のためにバリアフリーについて知りたい」というご相談も、シルバーとっぷでは歓迎しています。

君津中央病院——木更津・君津地域の中核医療機関

木更津市内に隣接する君津中央病院(木更津市内、君津市との市境付近)は、木更津・君津・富津・袖ケ浦の4市が連携して運営する地域中核病院です。救急医療から急性期・回復期まで幅広く対応し、この地域の在宅医療介護連携の中核を担っています。

退院後の在宅復帰では、同病院の退院支援部門と連携してケアマネジャー・福祉用具事業者が関わる体制が整っています。退院前に住宅環境を確認し、退院当日から安全に生活できる準備をすることが大切です。
(出典:君津中央病院 https://www.kimitsu-chuo.jp/

木更津市の介護保険と地域包括支援センター

木更津市では複数の地域包括支援センターが市内各地区をカバーしています。旧市街地から新開発エリアまで、お住まいのエリアを担当するセンターが在宅介護の相談窓口になります。
(出典:木更津市「地域包括支援センター」 https://www.city.kisarazu.lg.jp/kosodate/koreisha/chiikihoukatsu/

よくあるご質問

Q
木更津市旧市街(木更津駅周辺)の古い住宅に住んでいます。対応してもらえますか?
A
はい、木更津市内全域に対応しています。旧市街の古い木造住宅にも経験があります。まず訪問して住環境を確認してからご提案します。
Q
君津中央病院から退院します。木更津市内の自宅で介護を受けたいのですが。
A
退院前にケアマネジャーさんを通じてご連絡ください。退院前の住宅訪問調査を行い、退院当日から安全に生活できる環境を整えます。
Q
木更津インター周辺の新しい住宅地にも対応していますか?
A
はい、木更津インター周辺・三井アウトレット周辺の新開発エリアも対応しています。将来の備えについても相談を受け付けています。
Q
木更津市の要介護認定の申請はどこでできますか?
A
木更津市役所または地域包括支援センターで申請できます。木更津市公式サイトで最寄りのセンターをご確認ください。
Q
請西地区の古い住宅に住む高齢の親のために手すりをつけたいのですが。
A
介護保険の福祉用具レンタルで設置できる工事不要の手すりと、介護保険の住宅改修(壁付け手すり)の選択肢があります。まず要介護認定を受けてから、ケアマネジャーさんと一緒にご検討ください。

まとめ

  • アクアライン開通後、木更津は新開発エリアと旧市街が共存する二極化した街に
  • 旧市街(木更津駅周辺・請西)では古い木造住宅での高齢化が深刻
  • 新開発エリア(三井アウトレット周辺)は将来の高齢化に備えた早期準備が重要
  • 地域中核の君津中央病院からの退院時連携に対応
  • 木更津市の地域包括支援センターが在宅介護の入り口として機能
  • シルバーとっぷは木更津市全域に対応

新しい木更津も、古い木更津も、どちらの街の方でも在宅介護のサポートをしてまいります。お気軽にご相談ください。

木更津市の福祉用具レンタルはシルバーとっぷへ。旧市街から新開発エリアまで全域に対応します。
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参考にした情報

著者:雲居 愛(くもい あい)

株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。2024年シルバーとっぷ入社。趣味は読書と犬の散歩。

※本記事の情報は2026年6月時点のものです。最新情報は各関係機関の公式サイトをご確認ください。

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