こんにちは、シルバーとっぷの雲居 愛です。
「常盤平の団地に住んでいて、4階なんだけど介護ベッドは入れられる?」——この質問はとてもよくいただきます。常盤平団地はエレベーターなしの5階建て棟が多く、介護ベッドの搬入について心配される方も少なくありません。この記事では、常盤平団地と周辺の戸建て住宅それぞれの住宅環境に対応した介護ベッド・車椅子・歩行器の選び方と実務的な搬入ポイントをご説明します。
常盤平団地での介護ベッド搬入|階段搬入の実際
常盤平団地のエレベーターなし棟では、介護ベッドをパーツごとに分解して階段で搬入します。ベッドフレームは通常4〜6パーツに分解でき、一つひとつは一人で持ち運べる重さです。
搬入前に確認すべき点は次のとおりです。
- 階段の幅:内法60cm以上あれば通常の搬入が可能です。
- 踊り場の広さ:パーツを縦に持ち上げて方向転換できるスペースが必要です。
- 部屋のドア幅:内法65cm以上あれば問題なく搬入できます。
- 設置部屋の床:和室への設置は専用敷板を使用します。
(出典:厚生労働省「福祉用具貸与・特定福祉用具販売」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yougu/index.html)
わたしの経験では、常盤平団地の4〜5階の搬入も、多くの場合で対応可能です。まず一度、訪問アセスメントにお伺いして確認させてください。
外出困難になる前の早期介入の重要性
エレベーターなし棟の4〜5階に住む方が「足腰が弱くなって外に出られなくなった」という状況になると、在宅生活が一気に困難になります。この「外出できなくなる前」の段階で福祉用具を導入することが非常に重要です。
- 要支援1〜2の段階:手すり・歩行器・歩行補助つえで転倒リスクを下げ、日常の外出を維持する
- 要介護1〜2の段階:歩行器・車椅子を活用してデイサービスへの通所を継続する
- 要介護3以上:介護ベッドの導入で在宅での生活を長く続ける
機能低下が始まってから対応するより、少しでも早く相談してもらえる方が、本人・家族ともに選択肢が増えます。
松戸市の戸建て住宅での搬入チェックポイント
常盤平・小金原・五香周辺の昭和40〜50年代の戸建て住宅では、次の点を事前確認します。
- 廊下幅(内法):75cm未満の場合、標準型ベッドが通れないことがある
- 玄関の段差:搬入時の台車の通過に支障がないか
- 2階使用の有無:2階に寝室がある場合、1階への移動を検討する
- 和室への設置:専用敷板(コの字型)を使用することで畳へのダメージを最小化
車椅子の選び方|常盤平・小金原の街環境を考慮して
車椅子(要介護2以上が原則対象)の選び方は、使用場所・使用目的によって変わります。常盤平・小金原エリアでの利用を想定した選び方のポイントをご紹介します。
屋内専用か外出用かを決める
- 屋内用:コンパクトで回転しやすいタイプ。廊下が狭い団地室内での取り回しに向く。
- 外出用:タイヤが大きく安定性が高い。常盤平駅周辺の商店街・公園への外出に向く。
常盤平・小金原の歩道環境
常盤平エリアは比較的広い歩道が整備されていますが、商店街や路地では段差が残る箇所もあります。段差が少ない大タイヤタイプか、段差乗り越えやすいコンパクトタイプかは実際の外出ルートを確認して選定します。
歩行器の選び方|屋外と屋内の使い分け
歩行器は要支援1以上から利用できます。松戸市のニュータウンでの使い方に合わせた選び方を解説します。
- 屋内用キャスター付き(コンパクト):団地の室内・廊下向き。軽量で取り回しやすい。
- 外出用シート付きキャスタータイプ:常盤平公園や近所への散歩に。途中で座れるシート付きが人気。
要介護度1と2の境界で変わる介護ベッドの選択
介護ベッドは原則要介護2以上の方が対象です。ただし、要介護1であっても医師が必要と認めた場合は例外給付で利用できます。
| 要介護度 | 介護ベッドの利用 | 推奨代替策 |
|---|---|---|
| 要支援1〜要介護1 | 原則対象外(例外給付あり) | 手すり・歩行器での転倒予防 |
| 要介護2 | 1モーター(背上げのみ)が多い | 起き上がり補助に注力 |
| 要介護3〜5 | 2〜3モーター推奨 | 介助者の腰痛予防にも配慮 |
よくあるご質問
まとめ
- 常盤平団地のエレベーターなし棟でも介護ベッドは分解搬入で対応可能。事前アセスメントが重要。
- 外出困難になる前の早期介入が選択肢を広げる。要支援段階からの手すり・歩行器活用を。
- 松戸市の戸建てでは廊下幅・和室・2階の問題を事前確認。
- 車椅子は屋内用・外出用で選び分け。常盤平周辺の歩道環境も考慮する。
- 歩行器は要支援1から。屋内型・外出型どちらかまたは両方を用途に応じて使い分ける。
- 介護ベッドは要介護2以上が原則対象。要介護1でも例外給付の可能性あり。
参考にした情報
- 厚生労働省「福祉用具貸与・特定福祉用具販売」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yougu/index.html(2026年6月時点)
- 松戸市公式サイト「高齢者・介護保険」 https://www.city.matsudo.chiba.jp/kenko_hukushi/kaigo_hoken/index.html(2026年6月時点)
- 千葉県公式サイト「介護サービス情報」 https://www.pref.chiba.lg.jp/(2026年6月時点)
免責事項:本記事の情報は2026年時点のものです。最新の制度・窓口情報は松戸市公式サイトまたは各地域包括支援センターへご確認ください。
