こんにちは、シルバーとっぷの雲居 愛です。
鎌ケ谷市といえば、江戸時代末期から続く梨の産地として知られ、また新鎌ケ谷駅を中心とした利便性の高い住宅都市としても有名です。4つの鉄道路線が乗り入れるコンパクトな街ですが、高齢化が急速に進んでいることも事実です。大型の総合病院が市内に少ないという事情もあり、在宅介護において特有の課題があります。この記事では、鎌ケ谷市の在宅介護と福祉用具レンタルの現状についてお伝えします。
鎌ケ谷市の人口と高齢化の現状
鎌ケ谷市の人口は2020年国勢調査で約11万人。高齢化率は千葉県平均程度(約26〜28%)ですが、急速に上昇中です。千葉県健康福祉部の資料によれば、今後さらに高齢化率が高まることが見込まれています。市域全体がほぼ住宅地で農地が少ないため、1970〜80年代に開発された戸建住宅が多く、入居した世代がそのまま高齢化するという構造があります。
(出典:千葉県「千葉県の人口と世帯」 https://www.pref.chiba.lg.jp/toukei/toukei/jinkou/index.html)
大型病院がない鎌ケ谷市——船橋・松戸への通院依存と在宅介護の現実
鎌ケ谷市の大きな特徴のひとつが、市内に大型総合病院が少ないことです。手術や専門的な治療が必要な場合は、船橋市(船橋市立医療センターなど)や松戸市(松戸市立総合医療センターなど)の病院を利用するのが一般的です。
これは在宅介護を始める段階でも影響があります。入院・手術後に自宅(鎌ケ谷市)へ戻る際、退院前カンファレンスが行われる病院が市外にあるため、鎌ケ谷市内のケアマネジャーや福祉用具業者との連携が特に重要になります。「退院後に何が必要かわからない」という方は、退院支援の担当者(医療ソーシャルワーカー)に「自宅は鎌ケ谷市です」と伝え、市内の事業者との連絡を依頼しましょう。
シルバーとっぷは千葉市の稲毛区を拠点に千葉県全域を対応エリアとしており、鎌ケ谷市内への配達・設置も承っています。船橋・松戸の病院から退院後の鎌ケ谷市へのスムーズな移行をサポートします。
梨農家の住宅環境と福祉用具のニーズ
鎌ケ谷市は江戸時代末期から続く梨の産地として有名で、市内には今も梨農家が多く残っています。農業に長年従事してきた高齢者が多い地域でもあり、農家住宅特有の住環境が在宅介護に影響することがあります。
農家の古い住宅では、土間・上がり框の段差(20〜30cm)・幅の狭い廊下・深い浴槽など、バリアフリー化が必要な箇所が多く見られます。手すりの設置・スロープの設置が転倒予防に直結しますが、これらは介護保険の「福祉用具レンタル」として活用できます(工事不要のタイプ)。また介護保険の「住宅改修」(最大20万円まで保険給付)と組み合わせることで、より安全な環境を整えることができます。
新鎌ケ谷駅周辺のマンション・戸建での在宅介護
新鎌ケ谷駅(北総線・東武野田線・新京成電鉄・成田スカイアクセス線が乗り入れる乗り換え駅)周辺は大型商業施設が集中し、生活利便性の高いエリアです。周辺のマンションや戸建住宅も比較的新しい物件が多いですが、築20年以上の物件では廊下の段差や浴室の手すりがないケースもあります。
マンション居住の場合は、管理組合の規約によって壁への穴開けが制限されることがあります。そのような場合でも、突っ張り式手すり・置き型手すり・工事不要のスロープなど、壁を傷つけずに使える福祉用具があります。「マンションだからできることが限られる」とあきらめず、ご相談ください。
鎌ケ谷市で福祉用具レンタルを始める手順
鎌ケ谷市で介護保険を使って福祉用具をレンタルするには、まず要介護認定の申請が必要です。
- 申請:鎌ケ谷市役所(福祉部 介護保険課)または地域包括支援センターへ申請します。
- 認定調査:訪問調査員が自宅を訪問し、心身の状態を調査します。
- 認定結果の通知:原則として申請から30日以内に結果が届きます(目安として)。
- ケアマネジャーの選定・ケアプラン作成:要介護1〜5は居宅介護支援事業所へ、要支援1・2は地域包括支援センターへ。
- 福祉用具レンタル開始:ケアプランに位置づけられると介護保険の給付対象となります。
(出典:厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html)
鎌ケ谷市内でよく使われる福祉用具
- 手すり(置き型・突っ張り式):賃貸・マンション・農家の古い建物どこでも対応可能。
- スロープ:玄関・土間・段差の解消に。持ち運び可能なタイプで場所を選ばず使えます。
- 歩行器・歩行補助つえ:駅から離れた住宅地での外出支援、室内の転倒予防に。
- 特殊寝台(介護ベッド):寝起きを楽にし、介護者の腰への負担も軽減。要介護2以上が原則対象。
- 車椅子:通院・外出に。要介護2以上が原則対象。
(出典:厚生労働省「福祉用具貸与・特定福祉用具販売」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yougu/index.html)
よくあるご質問(鎌ケ谷市編)
まとめ
- 鎌ケ谷市は人口約11万人・高齢化率急上昇中の住宅都市
- 市内に大型総合病院がなく、船橋・松戸への通院が多い——退院前からの連携が重要
- 梨農家の古い住宅では土間・段差解消に手すり・スロープが有効
- 新鎌ケ谷周辺のマンションでも工事不要の福祉用具が使える
- シルバーとっぷは鎌ケ谷市全域へ配達・設置対応(千葉県全域対応)
在宅介護を始めたばかりで何から手をつければいいかわからない方も、ご相談いただければ丁寧にご案内します。鎌ケ谷市の皆さまの在宅介護をサポートできることを、わたしたちは嬉しく思っています。
鎌ケ谷市で福祉用具のご相談はシルバーとっぷへ
千葉県全域対応・創業38年。船橋・松戸の病院からの退院後も対応可能です。
☎ 0120-605-409(受付時間:平日9:00〜18:00)
参考にした情報
- 千葉県「千葉県の人口と世帯」 https://www.pref.chiba.lg.jp/toukei/toukei/jinkou/index.html(2026年6月時点)
- 厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html(2026年6月時点)
- 厚生労働省「福祉用具貸与・特定福祉用具販売」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yougu/index.html(2026年6月時点)
著者プロフィール
雲居 愛(くもい あい)/株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。千葉県内の大学で社会福祉を学び、2024年シルバーとっぷ入社。
※本記事の情報は2026年6月時点のものです。最新情報は各自治体・関係機関にご確認ください。
