こんにちは、シルバーとっぷの雲居 愛です!
「福祉用具専門相談員って、実際どんな仕事をしているの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。求人情報を見ても「ルート営業」「利用者訪問」といった言葉しか書かれていないことが多く、1日の流れをイメージしにくいと感じている方もいらっしゃると思います。
わたし自身、入社前は「福祉用具を届けるだけの仕事かな」と思っていましたが、実際はそれだけではありません。ご利用者の生活環境を細かく把握し、最適な用具を選び、ご家族やケアマネージャーさんと連携しながら支援を続けていく——そんな奥行きのある仕事です。
この記事では、わたし自身の1日を例に取りながら、福祉用具専門相談員の仕事内容をわかりやすくお伝えします。
福祉用具専門相談員とはどんな職種か
福祉用具専門相談員は、介護保険制度のもとで福祉用具のレンタル・販売を行う際に必ず配置が義務付けられている専門職です。単に用具を届けるだけでなく、利用者の身体状況・生活環境・介護状況をアセスメントし、最適な用具を選定・提案することが中心的な役割です。
(出典:厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html)
ケアマネージャーや訪問介護員、医療職など多職種と連携しながら、ご利用者が「できるだけ自分らしく、安全に暮らせる環境」を一緒に整えていきます。
わたしの1日のスケジュール
8:30 出社・1日の確認
出社してまず行うのは、その日の訪問スケジュールの確認です。訪問件数は日によって異なりますが、目安として1日に3〜6件程度になることが多いです。前日に届いたケアマネージャーさんからの連絡やご利用者からの問い合わせメモも確認します。
9:00 ケアマネージャー事務所を訪問
1件目はケアマネージャーさんの事務所訪問です。新規の利用者さんのご紹介をいただいたり、既存の利用者さんの状態変化について情報共有したりします。ケアマネージャーさんとの関係づくりは、この仕事の大切な柱のひとつです。
「この方、最近足の状態が変わってきたみたいで」——こういった情報をこまめに教えていただけるかどうかが、適切な用具の提案につながります。
(出典:厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html)
10:30 新規利用者さん宅を訪問(アセスメント・提案)
新規の方の自宅を訪問し、生活環境と身体状況を確認します。玄関の段差・廊下の幅・トイレや浴室の広さ・床の材質……細かな点をチェックしながら、「この方にはどんな用具が合うか」を考えていきます。
この日は脳梗塞後の後遺症で歩行が不安定になったご利用者さんのお宅を初めて訪問しました。ご本人の「できるだけ自分で歩きたい」という気持ちを大切にしながら、歩行器と手すりの組み合わせを提案しました。ご家族の方が「こんなに詳しく教えてもらえると思わなかった」とおっしゃってくださったときは、うれしかったです。
12:00 昼食・移動
移動中に次の訪問の準備を頭の中で整理します。納品する用具が車に積んであるかも確認します。
13:00 納品訪問(介護ベッドの組み立て・説明)
午後は納品訪問です。今日は特殊寝台(介護ベッド)の納品。組み立て後、ご利用者さんとご家族に使い方を丁寧に説明します。リモコンの操作、サイドレールの取り付け・取り外しの方法、緊急時の対応も含めて案内します。
「説明が終わったあと、ベッドを実際に動かしてみてもらうと、ご本人が笑顔になる瞬間があります。その表情がとても好きです。」
15:00 定期訪問(状態確認・用具の調整)
既存のご利用者さんへの定期訪問も大切な業務です。用具が適切に使われているか、身体状況の変化はないかを確認します。車椅子のシート汚れ・空気圧・ブレーキの効きなど、メンテナンスも行います。
17:00 帰社・書類対応
帰社後は「福祉用具サービス計画書(貸与計画書)」の作成・更新、ケアマネージャーさんへの報告書作成などを行います。書類仕事はこの職種の中では割合が多めで、丁寧に対応することが大切です。
18:00 退社
目安として18時前後に退社することが多いです。急な問い合わせや納品調整が入る日もありますが、チームで分担して対応しています。
仕事に必要なスキル
コミュニケーション力
ご利用者・ご家族・ケアマネージャー・医療職など、幅広い方々と関わります。専門用語をわかりやすく言い換える力や、相手の気持ちに寄り添う姿勢が必要です。
観察力・アセスメント力
自宅の環境や身体状況を見て「どんな用具が必要か」を判断します。住環境のわずかな変化や、ご利用者の歩き方の変化に気づくことが、事故防止につながることもあります。
体力・運転スキル
介護ベッドや車椅子などを搬入・設置するため、ある程度の体力は必要です。また1日に複数件を移動するため、普通自動車免許は必須です。
書類作成力
貸与計画書・訪問記録・報告書など、記録書類の作成が日常的にあります。正確・丁寧に書く習慣が求められます。
やりがいと大変さ
やりがい
- 「この用具のおかげでトイレに一人で行けるようになった」と喜んでもらえる瞬間
- ご利用者の生活が少しずつ改善されていくのを間近で見られること
- ケアマネージャーさんから「相談してよかった」と言っていただけること
- 知識・経験が積み重なるほど提案の幅が広がること
大変さ
- 訪問件数が多い日は体力的にきついこともあります
- 書類作成が多く、慣れるまでに時間がかかることがあります
- 急な状態変化や用具の不具合対応が発生することもあります
- 福祉用具の種類が多く、製品知識の習得に継続的な勉強が必要です
シルバーとっぷでの働き方
シルバーとっぷは千葉市を中心に創業35年以上の歴史を持つ福祉用具事業者です。わたしが入社して感じたのは、先輩スタッフがとても相談しやすい環境であることです。
新人のうちは必ず先輩と同行訪問から始まります。実際の訪問現場でケアマネージャーさんとのやり取りや提案の仕方を学びながら、徐々に一人で担当させてもらえるようになる仕組みです。
「わからないことは何でも聞いて」という雰囲気が日常的にあり、製品知識やアセスメントについても先輩に気軽に質問できています。入社を検討されている方は、ぜひお気軽にご連絡ください。
よくあるご質問
参考にした情報
- 厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html (2026年5月時点)
- 厚生労働省「高齢者の介護」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index.html (2026年5月時点)
- 公益財団法人テクノエイド協会「福祉用具情報システム」 https://www.techno-aids.or.jp/ (2026年5月時点)
まとめ
- 福祉用具専門相談員はアセスメント・提案・納品・定期訪問・書類作成が主な業務
- 1日の訪問件数は目安として3〜6件程度
- ケアマネージャーや多職種との連携が重要な仕事
- 観察力・コミュニケーション力・体力・書類作成力が求められる
- 「ご利用者の生活が良くなった」と実感できるやりがいの大きな仕事
この仕事に少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ一度シルバーとっぷへご連絡ください。見学・相談も歓迎しています。
千葉県で福祉用具専門相談員として働くことに興味のある方は、株式会社シルバーとっぷへ。お気軽にご相談ください。
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※本記事の情報は2026年時点のものです。業務内容・勤務形態は事業者・地域によって異なります。最新情報は各事業者にご確認ください。
