年末年始の介護をどう乗り切る?サービス休業中の備え方

こんにちは、シルバーとっぷの雲居 愛です!

「年末年始になるとヘルパーさんが来ない日が多くて、どう乗り切ればいいか……」——毎年この時期になると、ご家族からこういったご相談をいただきます。

年末年始は介護事業者の休業期間にあたることが多く、普段利用しているサービスが一時的に縮小・休止するケースがあります。焦らず乗り切るためには、事前の準備と情報の整理が大切です。

この記事では年末年始の介護で押さえておきたいポイントをまとめました。

事業者ごとの休業期間の確認方法

年末年始の対応は事業者によって異なります。12月29日〜1月3日を休業とするところもあれば、年中無休で対応しているところもあります。まずは利用中の各サービス事業者に確認しましょう。

確認すべきサービス一覧

  • 訪問介護(ホームヘルパー)
  • デイサービス・デイケア
  • 訪問看護
  • 訪問リハビリ
  • 福祉用具事業者(緊急時の対応を含む)
  • 通院介助サービス
  • 薬局・調剤薬局(薬の在庫確保のため)

確認のタイミング

目安として12月上旬〜中旬には確認しておくと安心です。担当ケアマネージャーさんに「今年の年末年始はどのサービスが休みですか?」と一度まとめて聞いてみるのが効率的です。
(出典:厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html)

ケアプランの一時変更

休業中に対応できるサービスに変更する、または家族で対応する日程を組み込んだ「年末年始版ケアプラン」を事前にケアマネージャーさんと一緒に考えておくと安心です。

緊急時の連絡先を整理しておく

休業中に緊急事態が起きたとき、「どこに電話すればいいかわからない」という事態を防ぐために、連絡先を一枚の紙にまとめておくことをおすすめします。

緊急連絡先リストに含めておきたい情報

  • かかりつけ医の連絡先(休日・夜間の対応可否も確認)
  • 担当ケアマネージャーの連絡先(緊急時の連絡可否)
  • 訪問看護事業所の緊急連絡先
  • 福祉用具事業者の緊急連絡先
  • 地域の救急病院・夜間救急の連絡先
  • 自治体の介護相談窓口(地域包括支援センターなど)
  • 薬剤師・調剤薬局の連絡先

わたしが訪問先でお声がけしている内容のひとつが「緊急連絡先は冷蔵庫の見える場所に貼っておく」というものです。救急隊員が来たときにも役立つことがあるため、目につく場所への掲示をおすすめしています。
(出典:厚生労働省「高齢者の介護」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index.html)

家族の役割分担を決めておく

年末年始は家族が集まりやすい時期でもあります。せっかく集まる機会に、介護の役割分担をあらためて話し合っておくことも大切です。

役割分担の例

  • 食事の準備・後片付けは誰が担当するか
  • 服薬管理・薬の確認は誰が行うか
  • 夜間の見守り当番をどうするか
  • 緊急時に最初に連絡を受ける人を決めておく
  • 通院が必要なときの送迎担当

主介護者が休める時間を作る

年末年始に家族が集まることで、普段一人で介護している主介護者が少し休める機会になることがあります。「交代制で見守る日を決める」「食事の担当を分ける」など、意識的に負担を分散させましょう。

備蓄品リスト

年末年始は薬局・スーパー・医療機関などが休業・混雑することがあります。事前に必要な消耗品を補充しておくことが大切です。

介護消耗品の備蓄チェックリスト

  • おむつ・尿取りパッド:1週間分以上を目安に在庫確認
  • ウェットティッシュ・おしりふき:複数パックを常備
  • 使い捨て手袋(介護用):ケア時に必要
  • 消毒液・石けん:感染予防のために十分な量を
  • ガーゼ・絆創膏など応急処置用品
  • 常備薬・処方薬:休業前に必要量が手元にあるか確認
  • とろみ剤・経管栄養(必要な方):在庫を早めに確認
  • 栄養補助食品・お粥など食べやすい食品

薬の準備で注意すること

処方薬が年末年始にかけて切れる場合は、12月中に受診・処方をしてもらえるよう調整することをおすすめします。「年末年始に薬が足りなくなるかもしれない」と主治医や薬剤師に事前に相談すると、対応していただけることがあります。

年末年始に確認しておきたい福祉用具

年末年始の前に、使用中の福祉用具の状態を一度確認しておくことをおすすめします。

  • 介護ベッド:リモコンの動作確認、サイドレールのガタつきなし
  • 車椅子:タイヤの空気圧、ブレーキの効き具合
  • 歩行器・杖:ゴムチップの摩耗、ネジの緩みなし
  • 手すり:固定が緩んでいないか
  • エアーマットレス:本体・チューブの異常なし

不具合を発見した場合は、年末年始の休業前にシルバーとっぷへご連絡ください。緊急の用具トラブルへの対応についても、事前に担当スタッフにご確認いただくと安心です。

よくあるご質問

Q
年末年始に介護サービスをすべて停止しなければなりませんか?
A
事業者によっては年末年始も対応しているところがあります。まずは各事業者に確認し、対応可能なサービスを把握しておくことが大切です。
Q
ケアマネージャーは年末年始も連絡できますか?
A
事業者によって対応が異なります。休業中の緊急連絡先(携帯電話など)を事前に確認しておくことをおすすめします。
Q
年末年始に体調が悪化した場合はどうすればいいですか?
A
かかりつけ医の休日対応の有無を事前に確認しておきましょう。対応できない場合は、地域の救急病院や自治体の休日診療センターをご利用ください。
Q
年末年始は一人暮らしの親をどう見守ればいいですか?
A
定期的な電話確認・安否確認センサーの活用・訪問できる日時を事前に決めておくことが有効です。見守りサービスの活用もご検討ください。
Q
おむつなどの消耗品はどこで購入できますか?
A
ドラッグストア・ホームセンター・通販で購入できます。介護保険の特定福祉用具販売の対象品目(腰かけ便座等)については、担当のケアマネージャーにご確認ください。
Q
福祉用具の緊急トラブルは年末年始でも対応してもらえますか?
A
事業者によって異なります。シルバーとっぷの対応については、担当スタッフに事前にご確認いただくことをおすすめします。

参考にした情報

まとめ

  • 年末年始は各サービスの休業期間を12月中旬までに確認する
  • 緊急連絡先リストを作成し、見える場所に掲示しておく
  • 家族で役割分担を決め、主介護者が休める時間を確保する
  • おむつ・薬・消耗品は1週間以上の在庫を確保しておく
  • 使用中の福祉用具の状態を休業前に確認する

年末年始前の準備でご不安なことがあれば、ぜひシルバーとっぷにご連絡ください。

年末年始の備え・福祉用具の確認は千葉県の株式会社シルバーとっぷへ。お気軽にどうぞ。
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※本記事の情報は2026年時点のものです。各事業者の休業・対応状況は年ごとに変わる場合があります。必ず直接ご確認ください。

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