介護保険の制度改正をチェックする方法|4月・8月の見直しポイント

こんにちは、シルバーとっぷの雲居 愛です!

「介護保険って、いつの間にか変わっていることがある」——そんなご経験はありませんか?介護保険制度は定期的に見直しが行われており、利用者の自己負担割合や使えるサービスの内容が変わることがあります

「急に費用が上がった」「使えると思っていたサービスがなくなっていた」という事態を防ぐためには、改正情報を事前にキャッチすることが大切です。

この記事では、介護保険の主な見直しタイミングと情報入手の方法について、わかりやすく解説します。

介護保険改正のサイクルを知る

介護保険制度の主な見直しには、複数のタイミングがあります。大きく分けると、3年ごとの介護報酬改定毎年8月の負担割合見直しがあります。
(出典:厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html)

3年ごとの介護保険法改正・介護報酬改定

介護保険制度の根幹に関わる見直しは、3年ごとに行われます。直近では2024年度に改定が行われました。このタイミングでは、介護報酬(サービス提供に対する報酬)の単価・サービスの種類・算定要件などが変わることがあります。

毎年4月の制度運用調整

3年ごとの大きな改定以外にも、毎年4月に制度運用上の細かな調整が行われることがあります。サービス内容や算定条件が変わる場合があるため、4月前後は情報をチェックする習慣をもつとよいでしょう。

4月の介護報酬改定とは

介護報酬改定は3年ごとに実施され、通常4月1日から新しい単価が適用されます。改定によって以下のような変化が生じることがあります。

  • 各サービスの単価(1単位あたりの金額)の増減
  • サービス種別・算定要件の変更
  • 新たな加算・減算の導入
  • 福祉用具の貸与価格上限の改定

2024年度の改定では、福祉用具のレンタル価格について上限設定の見直しが行われました。こうした改定内容は自分で細かく追う必要はなく、担当のケアマネージャーや事業者から案内を受けるのが一般的です。
(出典:厚生労働省「高齢者の介護」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index.html)

8月の負担割合見直しのタイミング

介護保険の自己負担割合(1割・2割・3割)は、所得に応じて決まります。そしてこの負担割合は毎年8月に見直しが行われます。

負担割合証の更新

毎年7〜8月ごろ、市区町村から「介護保険負担割合証」が送られてきます。前年の所得をもとに計算され、8月1日から翌年7月末までの負担割合が記載されています。

「昨年は1割だったのに今年は2割になった」「退職したから今年は下がるかも」といった変化が生じることがあります。必ず毎年確認しておきましょう。

負担割合が変わるとどうなるか

  • 自己負担額が増えると毎月の費用が変わります
  • サービスの利用量を調整する必要が出てくる場合もあります
  • ケアマネージャーへの相談を早めに行うことでスムーズな対応ができます

情報入手の方法

厚生労働省のウェブサイト

介護保険制度の改正に関する公式情報は、厚生労働省のウェブサイトで確認できます。専門的な内容が多いですが、「介護保険制度の見直し」「介護報酬改定」などのキーワードで検索すると最新の通知を探せます。
(出典:https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html)

市区町村(自治体)の案内

各市区町村の介護保険担当窓口・地域包括支援センターから、改正内容や負担割合証の案内が郵送されることが多いです。届いた書類を見逃さないよう、介護関連の書類を一か所にまとめておくことをおすすめします。

ケアマネージャーからの情報

担当ケアマネージャーは制度改正の情報を把握しており、利用者に影響する変更があった場合は連絡をくれることがほとんどです。「何か変わることがあれば教えてください」と一言伝えておくと安心です。

福祉用具事業者からの案内

シルバーとっぷのような福祉用具事業者も、レンタル料金に関わる改定があった場合はご利用者にご連絡しています。定期訪問の際にご確認いただくこともできます。

ケアマネへの確認の重要性

制度改正の内容を自分で正確に理解するのはなかなか難しいです。そこで最も頼りになるのが担当ケアマネージャーへの相談です。

わたしも定期訪問の際、「4月から制度が変わったと聞いたけど、うちに関係ありますか?」とご家族から聞かれることがあります。わたし自身も把握している範囲でお伝えしつつ、詳細はケアマネージャーさんにご確認いただくようにしています。

ケアマネに確認するとよいタイミング

  • 4月(介護報酬改定の年)
  • 7〜8月(負担割合証が届いたとき)
  • ご本人の所得・世帯状況が変わったとき(退職・収入変化など)
  • 「なんか費用が変わった気がする」と感じたとき

確認しておきたい質問例

  • 「今年の負担割合は何割ですか?」
  • 「今年の4月から何か変わったことはありますか?」
  • 「今のサービス内容は改定後も変わりませんか?」

よくあるご質問

Q
介護保険制度が改正されたら、自動的に通知が来ますか?
A
負担割合証は毎年7〜8月に市区町村から郵送されます。制度の詳細な変更については、担当ケアマネージャーや市区町村の窓口から情報を得ることが一般的です。
Q
3年ごとの改定以外で内容が変わることはありますか?
A
はい、毎年4月の運用調整や、法改正があった場合などに制度内容が変わることがあります。大きな変更があれば担当のケアマネージャーからご連絡いただけることが多いです。
Q
負担割合が2割になったとき、支払いが困難になった場合はどうすればいいですか?
A
担当ケアマネージャーや市区町村の窓口にご相談ください。高額介護サービス費制度など、自己負担を軽減する制度が利用できる場合があります。
Q
要介護度が変わった場合にも制度が変わりますか?
A
要介護度が変わると、使えるサービスの種類・支給限度額が変わります。認定結果が届いたらケアマネージャーに報告・相談することをおすすめします。
Q
介護保険の改正情報は素人でも理解できますか?
A
専門的な内容も多いため、自分だけで理解しようとするより、ケアマネージャーや相談員に「自分にどう影響するか」を聞くほうが確実で安心です。
Q
制度改正で利用中の福祉用具のレンタル料が変わることはありますか?
A
あります。特に介護報酬改定の年(3年ごと)は福祉用具の貸与価格上限が見直されることがあります。変更がある場合はシルバーとっぷからご連絡します。

参考にした情報

まとめ

  • 介護保険の主な改正タイミングは3年ごとの介護報酬改定(4月)毎年8月の負担割合見直し
  • 負担割合証は毎年7〜8月に市区町村から届くので必ず確認する
  • 厚生労働省・自治体・ケアマネージャーの3つの情報源を活用する
  • 「自分に関係あるか」をケアマネに聞くのが最も確実で安心
  • 改定の年(4月)と負担割合証が届いた時期(7〜8月)は特に確認を怠らない

制度改正についてご不安な点や、「費用が変わった気がする」というときは、シルバーとっぷへもお気軽にご相談ください。

介護保険の制度変更・福祉用具の費用についてのご相談は千葉県の株式会社シルバーとっぷへ。お気軽にどうぞ。
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※本記事の情報は2026年時点のものです。介護保険制度は定期的に改正されます。最新の情報は厚生労働省または担当のケアマネージャー・各自治体にご確認ください。

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