シルバーとっぷで福祉用具専門相談員をしている、雲居 愛です。
「更新のはがきを見落としていた!」というご相談を、現場でたびたびいただきます。結論から申し上げると、介護認定の有効期間が切れると、介護保険サービス(福祉用具レンタルを含む)が一時的に利用できなくなるリスクがあります。ただし、慌てずに対処すれば再申請で再開できますので、落ち着いて対応しましょう。
有効期間が切れるとどうなる?
介護認定には有効期間が設定されており、通常は初回が6か月、更新後は原則12か月(場合によって3〜48か月の範囲で設定)となっています(出典:厚生労働省「要介護認定の有効期間」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html )。
有効期間が切れてしまうと、原則として介護保険サービスの利用が一時停止となります。具体的には次のような影響が生じる場合があります。
- 福祉用具のレンタル料が全額自己負担(10割)になる可能性
- 訪問介護・デイサービスなどのサービスが一時停止
- 新たな認定(更新)が下りるまでサービスを再開できない
万が一切れてしまった場合も、すぐに市区町村の介護保険課へ連絡・再申請することで対応できます。
有効期限はどこで確認できるの?
有効期限は「介護保険被保険者証」(水色の手帳)に記載されています。表面の「認定の有効期間」欄を確認してください。また、担当ケアマネさんも管理していることが多いため、「次の更新はいつ?」と聞いていただくのもよい方法です。
更新申請のタイミングと流れ
市区町村からは、有効期間終了の約60日前に更新の案内が送られてくることが多いです。以下の流れで更新申請を行いましょう。
- 更新の案内を確認:市区町村から送られる「更新申請のご案内」を確認します。
- 更新申請を提出:市区町村の介護保険課または地域包括支援センターへ申請書を提出します(担当ケアマネが代行してくれる場合も多いです)。
- 訪問調査・医師の意見書:認定調査員が自宅を訪問し、状態を確認。主治医の意見書も取得されます。
- 認定結果の通知:申請から原則30日以内に結果が届きます。
更新申請は有効期間の終了前に行うことが重要です。更新申請中は有効期間が延長されて継続してサービスを利用できる仕組みになっています。
すでに有効期限が切れてしまった場合の対処法
もし有効期限が切れてしまっていても、あきらめずにすぐに以下の対応をとりましょう。
- まずケアマネさんか市区町村へ連絡:状況を伝え、再申請の手順を案内してもらいます。
- 新規申請(または更新申請)を行う:期限が切れている場合は「新規申請」として手続きする場合があります。
- サービス事業者にも連絡:レンタル事業者や訪問介護事業者にも状況を連絡し、費用の取り扱いについて確認しましょう。
よくあるご質問(Q&A)
Q:更新を忘れていたのに費用を全額請求された場合はどうすれば?
A:状況次第では費用の精算方法についてケアマネさんや事業者と相談できることがあります。まず担当ケアマネさんにご相談ください。
Q:更新申請中でもサービスは継続できますか?
A:有効期間内に更新申請を提出していれば、結果が届くまでの間も原則としてサービスを継続できます。有効期限が切れる前に手続きすることが大切です。
Q:認定結果が変わることはありますか?
A:身体状態が変化していれば、更新時に要介護度が上がったり下がったりすることがあります。気になる場合はケアマネさんにご相談ください。
まとめ
- 有効期間が切れると、介護保険サービスが一時停止となるリスクがあります
- 有効期限は「介護保険被保険者証」またはケアマネさんに確認できます
- 市区町村から更新の案内が届いたら早めに手続きしましょう
- すでに切れてしまった場合は、すぐにケアマネさんや市区町村へ連絡してください
更新手続きや介護保険のご相談は、シルバーとっぷでもお手伝いできることがあります。千葉県の介護保険レンタル・販売についても、どうぞお気軽にご相談ください。
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※本記事の情報は2026年時点のものです。最新の制度内容は厚生労働省または各自治体にご確認ください。
雲居 愛(くもい あい)/ 株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。千葉県内の大学で社会福祉を学び、2024年シルバーとっぷ入社。現在は千葉市を中心にご家族のもとへ訪問し、福祉用具の選定やご相談を担当。趣味は読書と犬の散歩。
