こんにちは、シルバーとっぷの雲居です。
「体格が大きいのですが、普通の車椅子では合わないかもしれません。大柄な人向けの車椅子はありますか?」というご相談をいただくことがあります。結論からお伝えすると、体格の大きい方向けに、座幅が広いワイドタイプや耐荷重の大きいヘビーデューティータイプの車椅子があります。専門相談員が体格に合わせて選定します。
車椅子の選定で確認すべきポイント
① 座幅
標準的な車椅子の座幅は目安として40〜42cm程度です。体格の大きい方には座幅45〜50cm程度のワイドタイプが適しています。ヒップの幅に指2本分(約5cm)の余裕があるサイズが目安とされています。
② 耐荷重
標準的な車椅子の耐荷重は目安として100kg程度のものが多いです。体重が100kgを超える方や体格の大きい方には、耐荷重130〜150kg以上に対応したヘビーデューティータイプが安全です。
③ 座面の高さ・奥行き
脚の長さに合わせた座面高、太ももが余裕を持って乗る座面奥行きも重要です。専門相談員が体格と使い方に合わせて確認します。
ワイドタイプの車椅子の注意点
ワイドタイプの車椅子はその分、幅が広くなります。以下の点を事前に確認しましょう。
- 自宅の廊下・ドアの幅:標準的なドア幅(内寸78cm程度)を通れるか確認が必要です。
- トイレの間口:車椅子のままトイレに入れるかも確認しましょう。
- 自動車への積み込み:ワイドタイプは折りたたんだ時の幅も広くなります。
介護保険でのレンタルについて
ワイドタイプ・ヘビーデューティータイプの車椅子も、介護保険の対象品目(車椅子・車椅子付属品)に含まれます。ただし要支援1・2および要介護1は原則として対象外(例外給付あり)であるため、対象となる要介護度の確認が必要です(出典:厚生労働省「福祉用具貸与の対象品目」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yobokaigo/index.html )。
よくあるご質問(Q&A)
Q:体重が120kgあります。レンタルできますか?
A:耐荷重130〜150kg以上のヘビーデューティータイプであれば対応できます。事前に専門相談員に体重・体格をお伝えいただければ、対応できるモデルをご提案します。
Q:ワイドタイプでも自走できますか?
A:自走式のワイドタイプもあります。ただしハンドリム(タイヤを漕ぐリング)の位置によって使いやすさが変わりますので、試してみることをおすすめします。
Q:カスタマイズはできますか?
A:モジュラー型車椅子であれば、座幅・背もたれ・フットレストなどをカスタマイズできるものもあります。専門相談員にご相談ください。
まとめ
- 体格の大きい方向けにワイドタイプ・ヘビーデューティータイプの車椅子があります
- 選定のポイントは「座幅」「耐荷重」「座面の高さ・奥行き」の3点
- 自宅の廊下・ドアの幅など生活環境との適合も忘れずに確認しましょう
- 介護保険でレンタル可能ですが、要介護度の確認が必要です
「うちの家族の体格に合う車椅子が見つからない」という方は、シルバーとっぷにご相談ください。体格に合った用具を一緒に探します。千葉県の介護保険レンタル・販売についてもご案内しています。
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※本記事の情報は2026年時点のものです。最新の制度内容は厚生労働省または各自治体にご確認ください。
雲居 愛(くもい あい)/ 株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。千葉県内の大学で社会福祉を学び、2024年シルバーとっぷ入社。現在は千葉市を中心にご家族のもとへ訪問し、福祉用具の選定やご相談を担当。趣味は読書と犬の散歩。
