こんにちは、シルバーとっぷの雲居です。
「玄関の段差を解消したいのですが、スロープの長さはどうやって選べばいいですか?」というご質問をいただきます。結論からお伝えすると、スロープの長さは「段差の高さの4〜6倍程度」が基本的な目安です。使用する用具(車椅子・歩行器など)や段差の形状によって適切な長さが変わります。
スロープ長さの目安:段差の高さ×4〜6倍
スロープの傾斜角度が緩やかなほど、乗り越えやすくなります。一般的な目安として以下の式が参考にされています。
- 車椅子(自走)の場合:段差の高さ×約6倍(傾斜1/6程度)
- 車椅子(介助)の場合:段差の高さ×約4〜5倍(傾斜1/4〜1/5程度)
- 歩行器・杖使用の場合:段差の高さ×4倍程度(比較的緩やかであれば問題ない場合が多い)
例:玄関の段差が20cmある場合、車椅子自走では長さ120cm程度のスロープが目安となります。
設置場所別の注意点
玄関(屋外)
- 雨に濡れることがあるため、滑り止めのある素材を選ぶことが重要です。
- スロープが長くなると周囲のスペース(幅・奥行き)も確保が必要です。
- スロープを設置した後、玄関扉の開閉に干渉しないか確認しましょう。
室内(部屋の間の段差)
- 室内は短いスロープで対応できることが多いです。
- 固定せずに置くだけの「置き型スロープ」でも対応できます(介護保険レンタル対象)。
- 転倒しないようスロープが動かないよう固定または重量のあるものを選びましょう。
介護保険でのレンタルについて
スロープ(段差解消)は介護保険の福祉用具レンタル対象品目です(工事不要タイプ)。要支援1以上の方が利用できます(出典:厚生労働省「福祉用具貸与の対象品目」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yobokaigo/index.html )。
スロープの種類
- 固定型:一か所に固定して使用。玄関の常設向き。
- 可搬型(持ち運び可能):外出先でも使える折りたたみ・巻き取り式。
- 伸縮型:長さを調整できるため様々な段差に対応できます。
よくあるご質問(Q&A)
Q:スロープを置く場所のスペースが狭いです。どうすればいいですか?
A:スペースが限られる場合は段差の高さ×4倍程度(傾斜1/4)の短めのスロープでも対応できることがあります。ただし傾斜が急になると使いにくくなるため、専門相談員に現地確認をお願いするのが確実です。
Q:玄関の段差が40cmあります。スロープで解消できますか?
A:段差が大きい場合はスロープが長くなるため、設置スペースの確保が難しいことがあります。その場合は住宅改修(段差解消工事)を検討する方が現実的なこともあります。ケアマネさんや専門相談員にご相談ください。
Q:持ち運びできるスロープはありますか?
A:はい、折りたたみ・巻き取り式の可搬型スロープがあります。外出時に車に積んで使うこともできます。
まとめ
- スロープの長さは「段差の高さ×4〜6倍」が基本的な目安です
- 車椅子自走の場合は6倍程度、介助の場合は4〜5倍程度が目安です
- 屋外は滑り止め素材、室内は動かないよう固定に注意しましょう
- 工事不要タイプのスロープは介護保険レンタル対象(要支援1以上)です
「段差をどうにかしたい」という場合は、シルバーとっぷにご相談ください。現地でサイズ・設置方法を確認してご提案します。千葉県の介護保険レンタル・販売についてもご案内しています。
千葉県で福祉用具レンタル・介護用品をお探しなら、創業35年の株式会社シルバーとっぷへ。お気軽にご相談ください。
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※本記事の情報は2026年時点のものです。最新の制度内容は厚生労働省または各自治体にご確認ください。
雲居 愛(くもい あい)/ 株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。千葉県内の大学で社会福祉を学び、2024年シルバーとっぷ入社。現在は千葉市を中心にご家族のもとへ訪問し、福祉用具の選定やご相談を担当。趣味は読書と犬の散歩。
