千葉市中央区のポータブルトイレ・床ずれ防止用具レンタル|在宅介護の快適化

こんにちは、シルバーとっぷの雲居 愛です。

「夜中にトイレに行くたびに転倒しそうで怖い」「寝たきりになってから床ずれが心配」——中央区の在宅介護のご家庭を訪問すると、こうした声をよくお聞きします。ポータブルトイレと床ずれ防止用具(エアマット等)は、在宅介護の質を大きく左右する福祉用具です。この記事では、選び方と介護保険での費用、利用の実際について詳しく解説します。

夜間トイレ移動のリスクと中央区の住宅事情

千葉寺・院内・生浜・蘇我エリアの古い木造戸建て住宅では、寝室からトイレまでの動線に問題があることが多く見られます。

  • 廊下が暗い(照明スイッチが遠い)
  • 廊下や洗面所に段差がある
  • トイレの入口が引き戸でない(開き戸で開けにくい)
  • 寝室からトイレまでの距離が長い

こうした環境で高齢者が夜間にトイレに行くと、転倒・骨折のリスクが高まります。ポータブルトイレを寝室の近くに設置することで、夜間の移動距離を最小限にして転倒リスクを大幅に減らすことができます。

わたしが中央区の旧市街地のお宅を訪問した際、「夜中に転んで救急車を呼んだことがある」というお母様がいらっしゃいました。ポータブルトイレを寝室の隣に設置してから、夜間の転倒がなくなったと喜んでいただきました。

ポータブルトイレの種類と選び方

ポータブルトイレは介護保険の「特定福祉用具販売」の対象品目です(貸与ではなく購入が基本)。要支援1以上が対象で、購入費用の1割〜3割が自己負担(上限あり)となります。

洋式型(基本タイプ)

洋式便器に近い形状で、立ち上がりやすい高さに調整できるものが多いです。在宅介護で最も多く使われているタイプです。

補高型(シャワーチェア兼用タイプ)

シャワーチェアとして浴室でも使えるタイプ。排泄と入浴補助を兼ねるため、スペースが限られる場合に便利です。

跳ね上げアームレスト付きタイプ

アームレストが跳ね上がり、横方向からの移乗がしやすいタイプ。介護ベッドからの横移乗に適しています。

消臭・密閉型タイプ

においが漏れにくい設計のタイプ。密閉式のバケツやフタの構造が改良されており、においが気になる方に向いています。

(出典:厚生労働省「特定福祉用具販売」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yougu/index.html)

ポータブルトイレの消臭・衛生管理|介護者の負担を減らす方法

ポータブルトイレの「においが気になる」「掃除が大変」という声はよく聞きます。いくつかの工夫で介護者の負担を軽減できます。

  • 消臭剤・消臭ビーズの活用:バケツ内に投入するタイプの消臭剤が効果的です。
  • 使い捨て内袋の使用:バケツに専用の使い捨て内袋をセットすると、排泄物の処理が楽になり衛生的です。
  • 排泄後すぐにフタを閉める:においの拡散を最小限にする基本習慣です。
  • 定期的な消毒洗浄:週1回以上、薄めた漂白剤などで本体・バケツを消毒します。
  • 設置場所の換気:設置する部屋の換気を確保する(小型換気扇の取り付けが効果的なケースも)。

床ずれ(褥瘡)リスクを見極める

床ずれ(褥瘡)は、長時間同じ体位でいることで皮膚と骨の間の組織に圧力がかかり続け、組織が壊死していく状態です。在宅介護では特に注意が必要です。

床ずれリスクが高い状況(目安として):

  • 自力で体位変換(寝返り)ができない、または著しく困難
  • 栄養状態が悪い(体重減少・低アルブミン状態)
  • 皮膚が薄く乾燥しやすい
  • おむつを使用しており皮膚が常に湿潤している
  • 骨突出部(仙骨・かかと・肩甲骨等)が目立つ痩せ型の体型

こうした状況に当てはまる方には、床ずれ防止用具の早期導入をおすすめしています。

床ずれ防止用具の種類と介護保険での利用条件

床ずれ防止用具(エアマット・ウレタンマット等)は介護保険の貸与品目です。原則として要介護2以上の方が対象です。

エアマット(体圧分散式)

空気圧を自動で調整し、体圧を分散することで皮膚への圧力を緩和します。モーターが一定間隔で空気を入れ替える「交互型」と、常時一定の空気圧を保つ「連続型」があります。交互型はより高い床ずれ予防効果がありますが、モーター音がする点に注意が必要です。

高機能ウレタンフォームマット

特殊なウレタンフォームで体圧を分散するマットレスです。エアマットより静音で、軽度の床ずれリスクがある方に向いています。

介護ベッドの特殊寝台付属品(マットレス)と床ずれ防止用具は、別品目として同時にレンタルできます。ケアマネージャーに相談してください。

訪問看護・訪問介護との連携で床ずれを予防する

床ずれ防止は福祉用具だけで解決できるものではなく、ケアとの組み合わせが重要です。

  • 体位変換の定期実施:訪問介護ヘルパーや家族が2〜3時間おきに体位を変えます。エアマットと組み合わせることで効果が高まります。
  • 皮膚観察と保湿ケア:訪問看護師が骨突出部の皮膚状態を定期的にチェックし、保湿ケアを実施します。
  • 栄養管理:床ずれ予防には十分な栄養摂取が重要です。訪問看護師や管理栄養士のアドバイスが有効です。

わたしが中央区の在宅介護ご家庭に伺った際、エアマットと訪問看護の組み合わせで、入院中からあった軽度の床ずれが在宅で改善した事例もありました。

よくあるご質問

Q
ポータブルトイレは介護保険のレンタル対象ですか?
A
ポータブルトイレは「特定福祉用具販売」の対象です。レンタル(貸与)ではなく「購入」の制度になります。要支援1以上の方が対象で、購入費の1割〜3割が自己負担(年間10万円が保険対象上限)となります。
Q
要介護1ですが、エアマット(床ずれ防止用具)は借りられますか?
A
原則として要介護2以上の方が対象です。ただし、床ずれリスクが高い状態であることが医師により認められた場合は、例外給付として利用できる場合があります。ケアマネージャーにご相談ください。
Q
エアマットのモーター音が気になります。静音タイプはありますか?
A
連続型エアマットは交互型より静音です。また、高機能ウレタンマットはモーターがないため無音です。床ずれリスクの程度に応じてどちらが適切か、ケアマネージャーや訪問看護師と相談してご提案します。
Q
介護ベッドのマットレスと床ずれ防止用具を両方使えますか?
A
介護ベッドの特殊寝台付属品(マットレス)と床ずれ防止用具は別品目として同時レンタル可能です。ただし支給限度額内に収まるかケアマネージャーと確認が必要です。
Q
訪問看護との連携はどのように進めればいいですか?
A
ケアマネージャーが全体の調整を行います。「床ずれが心配なので訪問看護師に皮膚を診てもらいたい」とケアマネに伝えれば、訪問看護のサービスをケアプランに組み込んでもらえます。

まとめ

  • ポータブルトイレは「特定福祉用具販売(購入)」。要支援1以上対象。夜間転倒リスク軽減に有効
  • 中央区の古い戸建ては夜間トイレ移動のリスクが高く、ポータブルトイレが特に有効
  • 床ずれ防止用具(エアマット等)は介護保険レンタル対象。要介護2以上が原則
  • エアマットは交互型(効果高)と連続型(静音)を用途に応じて選ぶ
  • 床ずれ予防はマット選択だけでなく、体位変換・皮膚ケア・栄養管理との組み合わせが大切
  • ポータブルトイレの消臭対策(使い捨て内袋・消臭剤)で介護者の負担が下がる

在宅介護の質を高めるための道具選びは、わたしたちがしっかりサポートします。お気軽にご相談ください。

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参考にした情報

雲居 愛(くもい あい)
株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。千葉県内の大学で社会福祉を学び、2024年シルバーとっぷ入社。趣味は読書と犬の散歩。

免責事項:本記事の情報は2026年時点のものです。最新の制度内容は厚生労働省または各自治体にご確認ください。

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