こんにちは、シルバーとっぷの雲居 愛です!
「福祉用具専門相談員になりたいけれど、資格の取り方がよくわからない」——そんな声をよく耳にします。介護の資格というと何年もかかるイメージを持つ方もいらっしゃいますが、福祉用具専門相談員の資格は未経験の方でも比較的短期間で取得できるのが特徴です。
わたし自身も入社前にこの講習を受け、「介護についてほとんど知識がない状態」から資格を取得しました。講習を通じて学んだことが今の仕事の土台になっています。
この記事では、資格制度の概要から講習の受け方・費用の目安・取得後のキャリアまで、順を追って説明します。
福祉用具専門相談員の資格とは
福祉用具専門相談員は、介護保険制度において福祉用具のレンタル・販売事業者に配置が義務付けられている専門職です。事業所には2名以上の配置が必要とされています。
(出典:厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html)
この資格は国家資格ではなく、都道府県が指定する研修機関で指定講習(50時間)を修了し、修了評価に合格することで取得できます。
なお、以下の資格を持つ方は講習を受けなくても福祉用具専門相談員として業務を行える場合があります。
- 介護福祉士
- 社会福祉士
- 保健師・看護師・准看護師
- 理学療法士・作業療法士
- 義肢装具士
指定講習50時間の内容
指定講習は50時間のカリキュラムで構成されています。主な科目は以下のとおりです。
| 科目 | 時間数(目安) |
|---|---|
| 福祉用具と福祉用具専門相談員 | 2時間程度 |
| 介護保険制度等に関する基礎知識 | 4時間程度 |
| 高齢者と介護・医療に関する基礎知識 | 10時間程度 |
| 個別の福祉用具に関する知識・技術 | 20時間程度 |
| 福祉用具の適切な選定・使用方法 | 8時間程度 |
| 福祉用具貸与計画等の作成 | 4時間程度 |
| 修了評価(試験) | 2時間程度 |
「介護の知識がゼロでも大丈夫?」と不安に思う方もいらっしゃると思いますが、講習は介護に馴染みのない方を前提に設計されています。わたしも社会福祉を学んでいたとはいえ、福祉用具の細かい知識は講習で初めて体系的に学びました。
修了評価は筆記試験形式で、講習内容をしっかり受講していれば合格できることが多いです。
(出典:厚生労働省「高齢者の介護」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index.html)
受講方法・申し込みの流れ
ステップ1:受講機関を探す
各都道府県が指定する研修機関が講習を実施しています。千葉県であれば、千葉県が指定する事業者の講習を受講することになります。実施機関・開催スケジュールは都道府県のホームページや、各研修機関のウェブサイトで確認できます。
ステップ2:申し込む
各研修機関のウェブサイトや電話から申し込みます。定員があるため、希望の期間が決まったら早めに申し込むことをおすすめします。
ステップ3:講習を受講する
50時間の講習を受講します。平日中心の日程・土日中心の日程など、機関によって異なります。目安として1〜2週間でまとめて受講するコースが多いです。
ステップ4:修了評価(筆記試験)に合格する
講習最終日または別日に修了評価が行われます。合格すると修了証書が交付されます。
ステップ5:修了証書を受け取る・就職活動へ
修了証書を受け取れば、福祉用具専門相談員として業務に就くことができます。資格取得後に就職活動をする方も、内定後に受講する方もいらっしゃいます。
費用の目安
指定講習の受講費用は機関によって異なりますが、目安として5〜8万円程度のことが多いです。テキスト代・修了証書発行手数料が別途かかる場合もあります。
会社によっては入社後の資格取得費用を全額または一部負担してくれるところもあります。シルバーとっぷでも資格取得支援制度があり、講習費用のサポートが受けられます。就職先を決めてから資格を取得するというルートも検討してみてください。
なお、ハローワークの教育訓練給付制度の対象となっている場合もあるため、受講前に確認することをおすすめします。
資格取得後のキャリアパス
福祉用具専門相談員(スタッフ)
資格取得後のスタートポジションです。担当エリアを持ち、ご利用者の訪問・提案・納品・定期フォローを行います。
チームリーダー・主任相談員
経験を積んだあとは、後輩の指導やチームのマネジメントを担うリーダー職を目指せます。
ケアマネージャー資格の取得
福祉用具専門相談員として5年以上の実務経験を積むと、ケアマネージャー(介護支援専門員)の受験資格が得られる場合があります。介護業界でより幅広いキャリアを目指す方に人気のルートです。
福祉用具プランナーなどの上位資格
福祉用具の専門知識をさらに深めたい方には、福祉用具プランナーなどの専門資格もあります。継続的な学びがキャリアの幅を広げてくれます。
よくあるご質問
参考にした情報
- 厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html (2026年5月時点)
- 厚生労働省「高齢者の介護」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index.html (2026年5月時点)
- 公益財団法人テクノエイド協会「福祉用具情報システム」 https://www.techno-aids.or.jp/ (2026年5月時点)
まとめ
- 福祉用具専門相談員の資格は指定講習50時間を修了することで取得できる
- 受講に介護経験は不要で、未経験の方でも取得可能
- 費用の目安は5〜8万円程度(機関により異なる)
- 期間の目安は1〜2週間程度
- 取得後は相談員→リーダー→ケアマネと段階的なキャリアアップが可能
- 会社によっては資格取得費用のサポートが受けられる場合あり
福祉用具専門相談員への第一歩として、ぜひこの資格取得を検討してみてください。シルバーとっぷでも資格取得を支援していますので、興味のある方はお気軽にご相談ください。
千葉県で福祉用具の仕事に挑戦したい方、資格取得からサポートします。株式会社シルバーとっぷへお気軽にご相談ください。
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※本記事の情報は2026年時点のものです。講習の内容・費用・日程は受講機関や都道府県によって異なります。最新情報は各機関または各都道府県にご確認ください。
