シルバーとっぷで福祉用具専門相談員をしている、雲居 愛です。
「母が特養に入ることになりました。今まで借りていたベッドや車椅子はどうしたらいいですか?」というご質問をいただきます。結論からお伝えすると、介護施設に入所した場合、在宅でレンタルしていた福祉用具は原則として返却することになります。
なぜ返却が必要なのか
介護保険の福祉用具レンタルは「居宅(自宅)での生活を支援する」ことを目的としています。特別養護老人ホーム(特養)・老人保健施設(老健)・グループホームなどの施設に入所すると、施設が住まいとなるため、介護保険での在宅向け福祉用具レンタルは原則として適用されなくなります(出典:厚生労働省「介護保険給付対象サービスについて」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yobokaigo/index.html )。
施設内で必要な介護用品・用具は、施設が提供するサービスの中でカバーされるものが多いです。
返却の手順とタイミング
- 入所が決まったらすぐにレンタル事業者へ連絡:入所予定日と返却したい旨を伝えます。シルバーとっぷでは電話一本でご連絡いただければ対応いたします。
- 返却日の調整:入所日前後で引き取りに伺う日程を調整します。
- 専門相談員が回収に伺う:用具の引き取り・回収は専門相談員が対応します。ご家族の手間はほとんどかかりません。
- 最終月の料金精算:返却月は利用日数に応じた日割り精算が基本ですが、事業者によって異なりますので確認しましょう。
退院・在宅復帰した場合はどうなる?
施設から退院・退所して自宅に戻る場合は、在宅での介護保険サービスを再度利用できます。担当ケアマネさんを通じて新たにケアプランを作成し、必要な福祉用具のレンタルを再開できます。
わたしが担当させていただいたお客様の中には、老健から在宅復帰されたケースがあり、退所日に合わせて介護ベッドや手すりを事前に搬入しました。「戻ってくる前に用具が揃っていて安心した」とご家族に喜んでいただきました。在宅復帰が決まったら、早めにご相談ください。
よくあるご質問(Q&A)
Q:ショートステイ(短期入所)中も返却が必要ですか?
A:ショートステイは一時的な利用のため、原則として在宅用の福祉用具レンタルは継続できます。ただし長期のショートステイが続く場合は担当ケアマネさんにご確認ください。
Q:施設入所が決まったのに返却前に費用は発生しますか?
A:返却が完了するまでは通常通り料金が発生することが多いです。早めの連絡と返却手続きをおすすめします。
Q:入所する施設に持ち込みたい用具がある場合はどうすればいいですか?
A:施設によっては自前の用具の持ち込みができる場合があります。入所先の施設に事前に確認してください。
まとめ
- 施設入所すると、在宅レンタルの福祉用具は原則として返却が必要です
- 入所が決まったら早めにレンタル事業者へ連絡しましょう
- 回収はレンタル事業者が行うため、ご家族の負担はほとんどありません
- 退所・在宅復帰の際はすぐに福祉用具の再手配が可能です
施設入所や在宅復帰に伴う福祉用具の返却・再開については、シルバーとっぷにご相談ください。千葉県内なら迅速に対応いたします。千葉県の介護保険レンタル・販売についてもご案内しています。
千葉県で福祉用具レンタル・介護用品をお探しなら、創業35年の株式会社シルバーとっぷへ。お気軽にご相談ください。
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※本記事の情報は2026年時点のものです。最新の制度内容は厚生労働省または各自治体にご確認ください。
雲居 愛(くもい あい)/ 株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。千葉県内の大学で社会福祉を学び、2024年シルバーとっぷ入社。現在は千葉市を中心にご家族のもとへ訪問し、福祉用具の選定やご相談を担当。趣味は読書と犬の散歩。
