介護ベッドのモーター数はどう選べばいいですか?

こんにちは、シルバーとっぷの雲居です。

「介護ベッドのレンタルを検討しているのですが、モーターが1つ・2つ・3つと種類があって、何が違うのかわからなくて…」というご質問をよくいただきます。結論からお伝えすると、モーター数が多いほど動かせる部位が増え、介助しやすくなります。身体状況と介助のしやすさの両面から選ぶのが基本です。

モーター数別の機能と特徴

モーター数 動かせる部位 主な対象
1モーター 背上げのみ 比較的状態が軽度の方。自力で起き上がれる方。
2モーター 背上げ+高さ調整 介護者の腰高に合わせてベッドの高さを変えたい方。立ち上がり・着座がある方。
3モーター 背上げ+膝上げ+高さ調整 寝たきりに近い方・床ずれ予防が必要な方・全介助が多い方。

要介護度別のおすすめ目安

  • 要介護1・2(比較的軽度):1〜2モーターが目安。背上げで起き上がりをサポートし、ベッド高さを調整できる2モーターが使いやすい方が多いです。
  • 要介護3(全介助が増えてきた):2〜3モーターが目安。介護者の負担を減らすために3モーターを選ぶ方も多いです。
  • 要介護4・5(全介助・ほぼ寝たきり):3モーターが基本。膝上げ機能で「体がずり落ちにくい姿勢」を保てるため、介護者の負担が大きく減ります。

これはあくまで目安です。個々の状態によって最適なモーター数は変わりますので、福祉用具専門相談員が訪問して確認することをおすすめします。

介護者の腰への負担も大切なポイント

介護ベッドの高さ調整機能は、介護者の腰への負担軽減に重要です。ベッドが高すぎたり低すぎたりすると、腰を曲げたままの介助が増え、腰痛の原因になることがあります。2モーター以上の「高さ調整」機能があると、介護者の体に合わせてその都度調整できるので便利です。

先輩から教わったのですが、「介助する人の腰骨の高さ+2〜3cm程度」が介助しやすいベッドの高さ目安とのことです。ご参考ください。

よくあるご質問(Q&A)

Q:1モーターと2モーターで料金は大きく変わりますか?
A:モーター数が増えるとレンタル料金の目安は上がる傾向があります。ただし、介護保険の1割負担での費用差はそれほど大きくないケースも多いです。具体的な金額は事業者にご確認ください。

Q:途中でモーター数を変更することはできますか?
A:はい、状態が変化した場合はモーター数の多いモデルへの変更が可能です。用具の変更が必要になったらすぐにご相談ください。

Q:4モーターというものもありますか?
A:一部のモデルには、背・膝・高さ調整に加えて「左右傾斜(ティルト)」機能がある4モータータイプもあります。重度の方や長時間臥床が必要な方に対応するモデルです。

まとめ

  • 1モーター:背上げのみ(比較的軽度向け)
  • 2モーター:背上げ+高さ調整(介護者の腰への負担軽減に有効)
  • 3モーター:背上げ+膝上げ+高さ調整(重度・全介助向け)
  • 迷った場合は福祉用具専門相談員に訪問してもらって決めるのが確実です

「どのモーター数にすればいいかわからない」という方は、シルバーとっぷにご相談ください。ご自宅でわたしが状態を確認しながらご提案します。千葉県の介護保険レンタル・販売についてもご案内しています。

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※本記事の情報は2026年時点のものです。最新の制度内容は厚生労働省または各自治体にご確認ください。

雲居 愛(くもい あい)/ 株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。千葉県内の大学で社会福祉を学び、2024年シルバーとっぷ入社。現在は千葉市を中心にご家族のもとへ訪問し、福祉用具の選定やご相談を担当。趣味は読書と犬の散歩。

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