こんにちは、シルバーとっぷの雲居 愛です!
「歩行器を使い始めたけれど、なんだか使いにくい」「車椅子のシートが硬くて長く座っていられない」——こうした声をお客様から伺うことがあります。福祉用具は身体状況や生活環境に合ったものを選ぶことが大切ですが、使い始めてみて初めて「合わない」と気づくこともあります。
レンタルの大きなメリットのひとつが、状況に合わせて交換できることです。この記事では、「合わない」と感じるサインの例から、交換手続きの流れ、さらには契約前のお試し期間の活用についてご説明します。
「合わない」と感じるサインの例
福祉用具が「合っていない」状態が続くと、使わなくなってしまったり、かえって身体への負担が増えてしまうことがあります。以下のようなサインが出ている場合は、専門相談員またはケアマネージャーに早めに相談することをおすすめします。
車椅子・歩行器に関するサイン
- 長時間乗っていると体の一部が痛くなる(お尻・腰・脇など)
- ブレーキをかけにくい、またはかけるのが怖い
- アームレストやフットレストの位置が体に合っていない
- 押すのに力が要りすぎる、または軽すぎて安定感がない
- 居室の扉を通れない・回転ができない(サイズが合わない)
介護ベッドに関するサイン
- マットレスが柔らかすぎる・硬すぎて眠れない
- 背上げ機能を使うと体がずり落ちてしまう
- ベッドの高さが低すぎて介護者の腰に負担がかかる
- サイドレール(柵)の位置が体に当たって痛い
手すり・歩行補助器具に関するサイン
- 握った時に高さが合わず、手首・肩に負担がかかる
- 歩行器を使うと前に倒れそうになる
- 手すりを握るのが痛い(握力の低下・関節の痛みなど)
「使いにくくても、お金がかかるから言い出せなかった」とおっしゃっていたお客様がいました。レンタルの場合、同じ月額の中で機種変更できるケースが多いですので、早めにご相談いただくことをおすすめします。
(出典:厚生労働省「高齢者介護・自立支援」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index.html)
ケアマネ・福祉用具専門相談員への相談
「合わないかもしれない」と感じたら、まず以下のどちらかに相談しましょう。
① 担当のケアマネージャー(介護支援専門員)
「今使っている福祉用具が合っていない気がする」と伝えることで、ケアプランの見直しや福祉用具専門相談員への連絡を行ってもらえます。ケアプランに含まれている用具を変更する場合は、ケアマネージャーの関与が必要になる場合があります。
② 福祉用具専門相談員(レンタル業者の担当者)
現在使用している用具の担当の福祉用具専門相談員に直接相談することもできます。実際に自宅を訪問して「どこが合わないか」を確認し、改善策や代替機種を提案してもらえます。
相談の際に「どこが・どのように合わないか」を具体的に伝えると、より的確な提案が受けられます。「なんとなく使いにくい」でも構いませんので、遠慮なく伝えてください。
交換手続きの一般的な流れ
福祉用具の交換手続きは、一般的に以下の流れで行われます。
- ケアマネージャーまたは専門相談員に相談:「合わない」と感じる点を具体的に伝える
- 訪問・状況確認:専門相談員が自宅を訪問し、身体状況・生活環境・用具の使い方を確認
- 代替機種の提案:より適切な機種を提案。カタログや実物を見ながら検討できる場合も
- ケアプランの変更確認:用具の種類が変わる場合はケアマネージャーの確認が必要
- 交換実施:新しい用具をお届けし、現在使用中の用具を引き取り
- 使用説明・フォローアップ:新しい用具の使い方を説明。再度合わない場合はさらに相談
同じ品目内での機種変更であれば手続きが比較的シンプルな場合が多いです。品目が変わる場合(例:歩行器から車椅子への変更)はケアプランの見直しが必要になります。
交換にかかる費用
通常、合わない用具から同等の別機種への変更では追加費用が発生しないことが多いです。ただし、より高機能な機種への変更では月額レンタル料が増える場合があります。変更前に費用の確認をしておきましょう。
「交換すると費用がかかる」と思い込んでいるご家族もいらっしゃいますが、同じ品目内での交換であれば追加費用がかからないことが多いです。まず相談してみてください。
(出典:厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html)
契約前のお試し利用の重要性
「使ってみたら合わなかった」という事態を防ぐために最も大切なのが、契約前のお試し(デモ)利用です。
お試し利用でできること
- 実際の自宅環境での操作感・使用感を確認
- 本人の身体サイズ・機能に合った調整ができるか確認
- 介護者が扱いやすいかどうか確認
- 居室の扉・通路・トイレへのアクセスを確認
事業者によってはお試し期間を設けている場合があります。「まず試してみたい」と伝えるだけで対応してくれることもありますので、契約前に確認してみてください。
お試し利用の注意点
- お試し期間の費用・条件は事業者によって異なります
- 介護保険でのレンタル開始はケアプランへの組み込みが必要です
- お試し後にそのまま継続利用できる場合もあります
「今すぐ必要だから」という状況でも、できれば1〜2日でも実際に使ってから契約する方が、長期的に合った用具を使い続けられることが多いです。
よくあるご質問
参考にした情報
- 厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html (2026年5月時点)
- 厚生労働省「高齢者介護・自立支援」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index.html (2026年5月時点)
- 公益財団法人テクノエイド協会「福祉用具情報システム」 https://www.techno-aids.or.jp/ (2026年5月時点)
まとめ
- 「合わない」と感じたら我慢せず早めにケアマネまたは専門相談員に相談
- 同じ品目内での交換は追加費用なしのことが多い
- 交換手続きは相談→訪問確認→代替提案→ケアプラン確認→交換の流れ
- 契約前のお試し利用で「合わない」リスクを減らせる
- 身体状況が変化したら定期的に用具の見直しを検討しよう
「合わない」と感じたときが交換のタイミングです。遠慮なくご相談ください。
福祉用具が体に合わないと感じたら、創業35年の株式会社シルバーとっぷへ。千葉県内のご自宅への訪問相談も承ります。
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※本記事の情報は2026年時点のものです。手続きや費用は事業者によって異なります。詳細は担当のケアマネージャーまたは事業者にご確認ください。
