介護ベッドが動かなくなった時の対処法|まず確認したい3つのこと

こんにちは、シルバーとっぷの雲居 愛です!

「介護ベッドのリモコンを押しても、まったく動かない」——こんなトラブルのご連絡を、わたしたちのところにいただくことがあります。ベッドが動かないと、起き上がりや体位変換が難しくなり、介護する側もされる側も困ってしまいます。

ただ、業者に連絡する前に簡単に確認できることが3つあります。この記事では、その3つの確認ポイントと、確認してもやはり動かない場合のレンタル業者への連絡方法をご説明します。

確認①:電源コードとコンセント

介護ベッドが動かないとき、最初に確認してほしいのが電源コードとコンセントです。

確認するポイント

  • 電源コードがコンセントにしっかり差し込まれているか
  • コンセント側の差し込み口がゆるんでいないか
  • コードが途中で抜けかけていないか(ベッド本体とコードの接続部分も確認)
  • 延長コードを使っている場合は、その接続部も確認
  • コンセントに他の電気製品を差して、コンセント自体が通電しているか確認

一見「抜けていないように見えて、実はゆるんでいた」というケースがよくあります。一度コードを抜いてから差し直すだけで復旧することもありますので、試してみてください。

以前、ご利用者のお宅を訪問した際、「昨日から突然動かなくなった」とのご連絡をいただきました。確認すると、お掃除の際にコードが少し引っ張られてコンセントが半挿しになっていたことが原因でした。差し込み直すとすぐに動いて、ご家族もほっとされていました。

確認②:リモコンの電池

次に確認してほしいのがリモコンの電池切れです。

確認するポイント

  • リモコンの電池を新しいものに交換してみる
  • 電池を入れるときは「+−」の向きを正しく確認する
  • 電池ケースの金属端子に錆や汚れがないか確認する(ある場合は布で軽く拭く)

電池は消耗品であり、定期的な交換が必要です。目安として数カ月から1年程度で交換が必要になることが多いです。

また、リモコンの種類(有線・無線)によって確認方法が異なる場合があります。有線リモコンの場合は、コードが断線していないかも合わせて確認してください。断線が疑われる場合は、無理に引っ張らずに業者に連絡しましょう。

確認③:緊急停止スイッチ(チャイルドロック)

介護ベッドには、誤操作を防ぐための緊急停止スイッチチャイルドロック機能が搭載されているものがあります。知らないうちにこのスイッチがオンになっていると、リモコンを操作しても動かなくなります。

確認するポイント

  • ベッドのサイドパネルや本体の側面に緊急停止スイッチ(赤いボタン等)がないか確認する
  • スイッチが押されていたり、ロックがかかっていたりしていないか確認する
  • 機種によってはリモコン自体にロック解除ボタンがある場合もある

緊急停止スイッチの場所や解除方法は機種によって異なります。わからない場合は無理に操作せず、レンタル業者に確認しましょう。取扱説明書があれば、そちらも参照してください。

(出典:厚生労働省「福祉用具に関する情報」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/index.html

レンタル業者への連絡タイミング

上記3つを確認しても動かない場合は、レンタル業者に連絡するタイミングです。

すぐに連絡すべき状況

  • 上記3つを確認してもまったく動かない
  • 電源コードやリモコンのコードに明らかな損傷(断線・焦げ跡等)がある
  • ベッドから異音・焦げ臭がする
  • ベッドが動いた後に途中で止まり動かなくなった

緊急停止が必要な場合

異音・異臭・煙が出ている場合は、直ちに電源コードをコンセントから抜いてレンタル業者に連絡してください。異常が起きているまま使用し続けることは危険です。

連絡先の確認

レンタル業者の緊急連絡先は、契約書類や貸与計画書に記載されていることが多いです。事前に連絡先をわかりやすい場所に貼っておくと安心です。シルバーとっぷへのお問い合わせはTEL:

「夜中にベッドが動かなくなって困った」というご相談もあります。業者によっては緊急対応の連絡先が別途あることもありますので、契約時に夜間連絡先を確認しておくことをおすすめします。

自己分解・自己修理は危険です

「自分で直せるかもしれない」と思っても、介護ベッドの自己分解・自己修理は絶対に行わないでください。

特殊寝台(介護ベッド)は医療機器に準じる機器であり、構造が複雑で高電圧の部品が含まれています。分解することで感電・けが・さらなる故障につながる危険性があります。

また、レンタル品の場合は、自己修理によって契約上の問題が生じる可能性もあります。異常を感じたら、必ずレンタル業者に連絡してください。

(出典:厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html

よくあるご質問

Q
ベッドが動かない時、どのくらい待てば業者が来てくれますか?
A
業者や時間帯によって異なります。通常は翌日以内に対応してもらえることが多いですが、緊急の場合は「緊急」と伝えて状況を説明してください。夜間対応の有無は業者によって異なります。
Q
ベッドが途中まで動いて止まってしまいます。何が原因ですか?
A
モーターや駆動部の不具合、過負荷による自動停止などが考えられます。無理に操作せず、業者に連絡することをおすすめします。
Q
リモコンを紛失してしまいました。どうすればよいですか?
A
レンタル業者に連絡してください。機種によっては同じリモコンを用意してもらえる場合があります。費用については業者に確認してください。
Q
ベッドが動かなくなった原因は自分の責任になりますか?
A
通常の使用範囲内での故障は利用者の責任にはなりません。過失(落下させた・水をかけた等)の場合は対応が異なる場合があります。まず業者に状況を正直に説明してください。
Q
ベッドのリモコンのボタンが固くなってきました。交換できますか?
A
レンタル業者に相談してください。経年劣化や摩耗によるリモコンの交換に対応している場合があります。
Q
停電時にベッドが動かなくなりました。停電が復旧したら元に戻りますか?
A
停電が解消すれば通常は動くようになります。停電後に動かない場合は、上記3点を再確認した上で業者に連絡してください。

参考にした情報

まとめ

  • ベッドが動かないときは①電源コード、②リモコン電池、③緊急停止スイッチを順番に確認
  • 3つを確認しても動かない場合や異音・異臭がある場合はすぐにレンタル業者へ連絡
  • 自己分解・自己修理は危険なので絶対に行わないこと
  • 業者の緊急連絡先は事前に見やすい場所に控えておくと安心

ベッドのトラブルは深夜に起こることもあります。日頃から取扱説明書と緊急連絡先の保管場所を確認しておきましょう。

介護ベッドのトラブル・福祉用具に関するご相談は、創業35年の株式会社シルバーとっぷへ。千葉県内の方はお気軽にご連絡ください。
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※本記事の情報は2026年時点のものです。機種や契約内容によって対応が異なります。最新情報はレンタル業者または厚生労働省にご確認ください。

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