シルバーとっぷで福祉用具専門相談員をしている、雲居 愛です。
「ケアマネさんがまだいないんですが、福祉用具だけ借りることはできますか?」というご相談は珍しくありません。結論からお伝えすると、介護保険を使ってレンタルするには、原則としてケアプランが必要です。ケアマネなしでは手続きが難しくなります。ただし「セルフプラン」という選択肢もあります。
なぜケアマネが必要なのか
介護保険を利用したサービスの利用には「居宅サービス計画(ケアプラン)」が必要です(出典:厚生労働省「介護保険制度の概要」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html )。ケアプランは通常、居宅介護支援事業所のケアマネージャーが作成します。
つまり、ケアマネなしでは「ケアプランがない状態」となり、介護保険給付を受けながらの福祉用具レンタルが原則できません。
セルフプラン(ケアマネなし)という選択肢
実は「セルフプラン(自己作成プラン)」として、ご本人やご家族がケアプランを自分で作成することも制度上は認められています。セルフプランを作成して市区町村に提出・承認されれば、ケアマネなしでも介護保険サービスを利用することは可能です。
ただし現実的には、以下のような難しさがあります。
- サービスの種類・費用・手続きに関する専門知識が必要
- 各サービス事業者との契約・調整をすべて自分で行う必要がある
- 定期的にプランを見直す作業も本人・家族が担う
- 申請書類の作成が複雑
介護の専門知識がない状態でセルフプランを正確に作成するのは、かなりハードルが高いのが実情です。わたしも「セルフプランでやりたい」とおっしゃるご家族の話を聞くことがありますが、最終的には「ケアマネに任せた方がずっと楽だった」とおっしゃる方がほとんどです。
ケアマネの探し方
ケアマネをまだ選んでいない場合は、以下の方法で探すことができます。
- 地域包括支援センターに相談:地域の居宅介護支援事業所やケアマネを紹介してもらえます。
- 市区町村の介護保険課に相談:地域の事業所リストを入手できます。
- 入院中であれば病院のMSW(医療ソーシャルワーカー)に相談:退院に向けてケアマネを紹介してもらえます。
ケアマネへの費用は全額介護保険でカバーされており、ご本人の自己負担はありません。
よくあるご質問(Q&A)
Q:認定は取れているがケアマネがまだいない状態でも自費でレンタルできますか?
A:はい、介護保険を使わず全額自費でレンタルすることは可能です。ただし費用は高くなりますので、まずケアマネを探されることをおすすめします。
Q:ケアマネは変更できますか?
A:はい、いつでも変更できます。担当ケアマネに不満や合わない点がある場合は、遠慮なく地域包括支援センターや市区町村の窓口に相談してください。
Q:ケアマネに依頼するのは無料ですか?
A:ケアマネへの費用(居宅介護支援費)は全額介護保険でカバーされており、ご本人・ご家族の自己負担はありません。
まとめ
- 介護保険を使った福祉用具レンタルには、原則としてケアプランが必要です
- セルフプランという方法もありますが、専門知識が必要で難しいことが多いです
- ケアマネへの費用は全額介護保険でカバーされており、自己負担はありません
- ケアマネをお探しの場合は、地域包括支援センターへの相談が最もスムーズです
「急いでいるけどケアマネがまだいない」という場合も、まずシルバーとっぷにご相談ください。地域の包括支援センターへのご案内や、状況に応じた対応方法をご提案できます。千葉県の介護保険レンタル・販売についてもご案内しています。
千葉県で福祉用具レンタル・介護用品をお探しなら、創業35年の株式会社シルバーとっぷへ。お気軽にご相談ください。
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※本記事の情報は2026年時点のものです。最新の制度内容は厚生労働省または各自治体にご確認ください。
雲居 愛(くもい あい)/ 株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。千葉県内の大学で社会福祉を学び、2024年シルバーとっぷ入社。現在は千葉市を中心にご家族のもとへ訪問し、福祉用具の選定やご相談を担当。趣味は読書と犬の散歩。
