こんにちは、シルバーとっぷの雲居です。
「福祉用具をレンタルしたいけれど、月々いくらかかるの?」という質問は、はじめて介護保険を使う方からよくいただきます。料金は品目や事業者によって幅がありますが、本記事では主要品目別の月額レンタル料金の目安と、1割・2割・3割それぞれの自己負担額をわかりやすくお伝えします。
福祉用具レンタル料金の仕組み
福祉用具のレンタル料金は、介護保険の支給限度額の範囲内であれば、要介護認定を受けている方が1〜3割の自己負担で利用できます。事業者が設定した貸与価格の1〜3割が実際の負担額になります(上限あり)。
(出典:厚生労働省「福祉用具貸与・特定福祉用具販売について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html)
なお、2024年度の介護報酬改定から貸与価格の上限設定が一部品目で整備されており、事業者ごとに異なる金額が設定されています。
品目別 月額レンタル料金の目安
以下はあくまで目安です。実際の金額は事業者・品目・地域によって異なります。
| 品目 | 月額全額(目安) | 1割負担(目安) | 2割負担(目安) |
|---|---|---|---|
| 車椅子 | 3,000〜5,000円程度 | 300〜500円程度 | 600〜1,000円程度 |
| 特殊寝台(介護ベッド) | 5,000〜10,000円程度 | 500〜1,000円程度 | 1,000〜2,000円程度 |
| 手すり(工事不要タイプ) | 1,000〜2,500円程度 | 100〜250円程度 | 200〜500円程度 |
| 歩行器 | 2,000〜4,000円程度 | 200〜400円程度 | 400〜800円程度 |
| スロープ | 1,500〜3,500円程度 | 150〜350円程度 | 300〜700円程度 |
| 床ずれ防止用具 | 5,000〜9,000円程度 | 500〜900円程度 | 1,000〜1,800円程度 |
※上記はすべて目安です。事業者・品目・グレードによって異なります。正確な料金はご利用の福祉用具事業者にお問い合わせください。
1割・2割・3割の違いは?
自己負担割合は、被保険者の所得・年金収入によって判定されます。
- 1割負担:多くの方(一般的な年金生活者など)
- 2割負担:一定以上の所得がある第1号被保険者(65歳以上)
- 3割負担:現役並みの高い所得がある第1号被保険者
負担割合は介護保険負担割合証に記載されており、市区町村から届きます。詳しい判定基準については介護保険の自己負担額の計算方法をご参照ください。
(出典:厚生労働省「介護保険の自己負担」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html)
複数の品目を組み合わせる場合の費用感
先日お客様のお宅にうかがった時のことですが、「介護ベッドと手すりと車椅子をすべてレンタルしたら高くなるのでは?」と心配されていました。1割負担の方であれば3品目合わせても月2,000円程度で収まることも多く、思ったより安心していただけることが多いです。もちろん品目やグレードによって異なりますので、目安としてご参考ください。
よくあるご質問
Q. 福祉用具レンタルに初期費用はかかりますか?
A. 介護保険を利用したレンタルの場合、一般的に敷金・保証金などの初期費用はかかりません。月額のレンタル料のみが自己負担の対象です。
Q. 購入とレンタルどちらがお得ですか?
A. 在宅での使用期間や状態変化の可能性によって異なります。介護保険のレンタルは月額負担が少なく、不要になれば返却できるメリットがあります。ケアマネージャーや福祉用具専門相談員にご相談ください。
Q. レンタルした福祉用具が壊れた場合の費用は?
A. 通常の使用範囲内であれば、修理・交換は事業者が対応します。ただし故意の損傷などは別途費用が発生する場合があります。契約時に確認されることをおすすめします。
まとめ
福祉用具レンタルは、1割負担であれば月数百円〜1,000円程度から利用できる品目が多く、介護ベッドや車椅子でも月1,000円以内で収まることが多いです。複数品目を組み合わせても、思ったより費用を抑えられるのが介護保険レンタルの良さです。具体的な金額が知りたい場合は、お気軽にシルバーとっぷへご相談ください。ご家族の状況に合った品目を一緒に考えます。
参考にした情報
- 厚生労働省「福祉用具貸与・特定福祉用具販売」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html (2026年6月時点)
- 厚生労働省「令和6年度介護報酬改定について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00037.html (2026年6月時点)
- 公益財団法人テクノエイド協会「福祉用具の適切な供給体制等について」 https://www.techno-aids.or.jp/ (2026年6月時点)
千葉県で福祉用具レンタル・介護用品をお探しなら、創業35年の株式会社シルバーとっぷへ。お気軽にご相談ください。
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※本記事の情報は2026年時点のものです。最新の制度内容は厚生労働省または各自治体にご確認ください。
雲居 愛(くもい あい)/ 株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。千葉県内の大学で社会福祉を学び、2024年シルバーとっぷ入社。現在は千葉市を中心にご家族のもとへ訪問し、福祉用具の選定やご相談を担当。趣味は読書と犬の散歩。
