こんにちは、シルバーとっぷの雲居です。
「介護ベッドを借りたのですが、高さをどう設定すればいいかわかりません。」というご相談をいただきます。結論からお伝えすると、介護ベッドの高さは「ご本人の立ち上がりのしやすさ」と「介助者の腰への負担」のバランスで決めるのが基本です。状況によって最適な高さは変わりますし、後からいつでも調整できます。
高さ設定の2つの目的
① ご本人が立ち上がりやすい高さ
ベッドから立ち上がるときは、足の裏が床にしっかりつき、膝が直角(約90度)になる高さが立ち上がりやすいとされています。目安として「ご本人の膝の高さから足首の高さの間」程度がよいとされています。高すぎると足が浮いてしまい、低すぎると立ち上がりに力が必要になります。
② 介助者が楽に介助できる高さ
介助者(家族・ヘルパーなど)がオムツ交換・移乗・起き上がり介助を行う場合は、介助者の腰骨あたりの高さ(目安として床から90〜100cm程度)が腰への負担が少ないとされています。先輩から教わったのですが、介護現場では「ベッドが低すぎて腰痛になった」という方が多いそうです。介助の頻度が高い場合はとくに注意しましょう。
場面によって使い分けるのが理想
2モーター以上の介護ベッドは「高さ調整」機能があります。これを使って場面ごとに調整するのが理想的です。
- 就寝中・安静時:低めの高さ(転落のリスク軽減)
- 立ち上がり時:ご本人が立ちやすい高さ
- 介助時(オムツ交換・体位変換など):介助者の腰が楽な高さ
高さの調整は専門相談員に相談できます
「実際に使ってみたら高さが合わなかった」「介助がしにくい」という場合は、いつでも専門相談員に連絡してください。ご自宅に再訪問して一緒に調整します。定期点検時にも状態を確認させていただきます。
よくあるご質問(Q&A)
Q:ベッドの高さを自分で変えることはできますか?
A:2モーター以上のベッドはリモコンで高さを上下に動かせます。ご自身やご家族でも調整できます。最初に使い方をご説明しますので、安心してください。
Q:ベッドから転落が心配です。
A:就寝中はベッドを低め(目安として床から35〜40cm程度)にしておくことで転落のリスクを減らせます。サイドレールを取り付けることでも安全性が高まります。
Q:高さ調整できるモデルとできないモデルがありますか?
A:1モーターベッドは高さ調整ができません。高さ調整機能があるのは2モーター以上のモデルです。状況に応じてモーター数を選びましょう。
まとめ
- ご本人の立ち上がりやすさと介助者の腰への負担のバランスを考えて高さを決める
- 就寝中・立ち上がり時・介助時で高さを使い分けると理想的です
- 高さの調整はリモコンで簡単にでき、専門相談員に依頼することもできます
- 合わない場合はいつでも相談してください
「ベッドの高さの設定が不安」という方も、シルバーとっぷの専門相談員がわかりやすくご説明します。千葉県の介護保険レンタル・販売についてもご案内しています。
千葉県で福祉用具レンタル・介護用品をお探しなら、創業35年の株式会社シルバーとっぷへ。お気軽にご相談ください。
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※本記事の情報は2026年時点のものです。最新の制度内容は厚生労働省または各自治体にご確認ください。
雲居 愛(くもい あい)/ 株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。千葉県内の大学で社会福祉を学び、2024年シルバーとっぷ入社。現在は千葉市を中心にご家族のもとへ訪問し、福祉用具の選定やご相談を担当。趣味は読書と犬の散歩。
