こんにちは、シルバーとっぷの雲居 愛です。
「八千代台の旧公団3階に住む母に介護ベッドを入れたいが、エレベーターがないから搬入できるか心配」——八千代台エリアならではのお悩みです。
八千代台の旧公団住宅はエレベーターなし4〜5階建てが多く、福祉用具の搬入に工夫が必要なケースがあります。一方、緑が丘の分譲戸建ては比較的搬入しやすいですが、昭和末期〜平成初期の建築ならではの注意点もあります。この記事では、八千代台・緑が丘の住宅に合わせた介護ベッド・車椅子・手すりの選び方と対応のポイントをお伝えします。
八千代台旧公団住宅への介護ベッド搬入:解体搬入の実際
八千代台の旧公団住宅(昭和30〜50年代建築)はエレベーターなしの4〜5階建てが多く、介護ベッドの搬入は階段経由になります。
搬入前の確認ポイント
- 廊下幅(センチメートル):70cm以上あれば解体搬入で対応可能なことが多いです。
- 階段幅:75cm以上あれば多くの場合対応できます。
- 踊り場の幅・形状:直線階段か折り返し階段かで搬入のしやすさが変わります。
- 玄関扉の開口幅:60cm以上必要です。
わたしが実際に八千代台の3階に搬入した際、解体式のベッドフレームを一段ずつ運び、室内で組み立てるという方法で対応しました。事前に廊下幅・階段幅を確認していたためスムーズにできました。
搬入が難しいケースへの対応
廊下幅や階段幅が特別狭い場合は、コンパクトタイプの介護ベッド(幅83cm)を使うことで対応できる場合があります。また、どうしても搬入できない場合は、1階への転居または1階の空き部屋への移動を検討いただくことをおすすめすることがあります。
緑が丘の分譲戸建てへの搬入チェックポイント
緑が丘の昭和60年代〜平成初期の分譲戸建てでは、以下のポイントを確認します。
- 廊下幅:この時期の分譲戸建ては廊下幅80〜85cm程度が多く、標準的な介護ベッドが通ることが多いです。
- 玄関〜居室の距離と折れ曲がり:直線的な廊下ならスムーズですが、90度曲がる場合は一度確認が必要です。
- 2階居室への搬入:階段幅・踊り場を確認します。2階に搬入するより1階への設置場所変更を検討することもあります。
八千代台での車椅子選び:商店街・東葉高速鉄道利用を考えた選択
八千代台の商店街・駅周辺はある程度バリアフリー化が進んでいますが、古い商店街エリアには段差が残っています。
自走式車椅子(本人が自走できる場合)
八千代台の商店街・バスターミナルでの移動には、標準サイズ(幅63cm程度)が使いやすいです。屋外の段差でも前輪を持ち上げての乗り越えができるよう、介助者が基本操作を覚えることをおすすめします。
介助用車椅子(介助者が押す場合)
旧公団の廊下幅が狭い場合は介助用コンパクト型(幅60cm以下)が適しています。介助者が押すので操作も楽で、軽量なものが多いです。
東葉高速鉄道利用と車椅子
東葉高速鉄道の主要駅はエレベーター・スロープが整備されていますが、通院・外出コストが高く、なるべく近距離移動を効率化したいというニーズがあります。デイサービスの送迎を活用し、車椅子は自宅内での移動中心に使うという方も多いです。
手すりの設置優先箇所と八千代市の住宅改修費助成
手すりは要支援1以上のすべての方が介護保険でレンタルできます。設置優先箇所はトイレ→玄関→ベッドサイドの順が基本ですが、エレベーターなし住棟の方には室内廊下・階段手すりの補完が特に重要です。
八千代市でも介護保険の住宅改修費給付(最大20万円)が利用できます。壁への固定が必要な本格的な手すりを設置したい場合に活用してください。
(出典:八千代市「住宅改修費の支給について」 https://www.city.yachiyo.lg.jp/soshiki/54/1436.html)
要介護1と2の違いが介護ベッド選択に与える影響
介護ベッドは原則として要介護2以上の方が介護保険でレンタルできます。要介護1の方は原則対象外ですが、例外給付の制度があります。
| 要介護度 | 介護ベッドの介護保険レンタル | 選択できる機種 |
|---|---|---|
| 要支援1〜要介護1 | 原則不可(例外給付あり) | 例外給付の場合はすべての機種 |
| 要介護2〜3 | 可能 | 1モーター〜3モーターすべて対応 |
| 要介護4〜5 | 可能 | 3モーター+エアマット等の組み合わせも |
よくあるご質問(八千代市・介護ベッド・車椅子・手すり編)
まとめ
- 八千代台旧公団住宅は廊下幅・階段幅の事前確認で、多くのケースで解体搬入対応が可能
- 廊下が狭い場合はコンパクト型介助用車椅子(幅60cm以下)が有効
- 介護ベッドの3モーター(高さ調整付き)が毎日介助する介護者の腰を守る
- 手すりは置き型レンタル+住宅改修費給付(最大20万円)の組み合わせで対応幅が広がる
- 要介護1は介護ベッドが原則対象外だが例外給付があることを知っておく
「八千代台の旧公団に介護ベッドを入れたい」「緑が丘の戸建てに手すりを設置したい」という方は、まずご相談ください。
参考情報
- 八千代市「住宅改修費の支給について」 https://www.city.yachiyo.lg.jp/soshiki/54/1436.html(2026年6月時点)
- 厚生労働省「福祉用具貸与・特定福祉用具販売」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/yougu/index.html(2026年6月時点)
- 公益財団法人テクノエイド協会「福祉用具情報システム」 https://www.techno-aids.or.jp/(2026年6月時点)
雲居 愛(くもい あい)
株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。千葉県内の大学で社会福祉を学び、2024年シルバーとっぷ入社。現在は千葉市を中心にご家族のもとへ訪問し、福祉用具の選定やご相談を担当。趣味は読書と犬の散歩。
※本記事の情報は2026年6月時点のものです。制度・料金は変更になる場合があります。最新情報は担当ケアマネージャーにご確認ください。
