こんにちは、シルバーとっぷの雲居です。
「介護ベッドと車椅子の両方を借りたいのですが、同時に借りることはできますか?」というご質問をいただきます。結論からお伝えすると、複数の福祉用具を同時にレンタルすることは可能です。ただし介護保険の支給限度額の範囲内でやりくりすることが前提となります。
複数レンタルはできます
介護保険のレンタルでは、「1つまで」という品目数の制限はありません。ケアプランで必要性が認められれば、複数の用具を同時にレンタルすることができます。
たとえば以下のような組み合わせはよく見られます。
- 介護ベッド+手すり(ベッドサイド用)
- 車椅子+スロープ(玄関の段差対応)
- 介護ベッド+床ずれ防止マット
- 歩行器+手すり(室内移動のサポート)
- 介護ベッド+車椅子+スロープ(複数組み合わせ)
支給限度額との関係
複数の用具をレンタルすると、それぞれの月額費用が合算されます。すべての介護保険サービスの合計費用が「支給限度額」を超えると、超えた分が全額自己負担になります。
支給限度額は要介護度によって異なります(目安は下表)。福祉用具レンタルの費用だけでなく、訪問介護やデイサービスなども合算されますので、全体的なバランスをケアマネさんと確認しましょう(出典:厚生労働省「介護保険の給付について」 https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000213177.html )。
| 区分 | 支給限度額(月・目安) |
|---|---|
| 要支援1 | 約5万円 |
| 要支援2 | 約10.5万円 |
| 要介護1 | 約16.8万円 |
| 要介護2 | 約19.7万円 |
| 要介護3 | 約27万円 |
| 要介護4 | 約30.9万円 |
| 要介護5 | 約36.2万円 |
※上記はあくまで目安(2024年度・1単位10円換算)です。地域や事業者によって異なります。
複数レンタルするときのポイント
- まずケアマネさんに相談:ケアプランに組み込むことが必要です。「こんな用具を複数使いたい」とケアマネさんに伝えましょう。
- 優先度の高い用具から始める:全部一度に揃えるより、まず最も必要な用具から始めて、追加・変更していく方法もあります。
- 限度額に余裕があるか確認する:複数サービスを使っている場合は、他のサービスとの合計が限度額内に収まるか確認しましょう。
よくあるご質問(Q&A)
Q:同じ品目を2つ借りることはできますか?(例:手すりを2か所に置きたい)
A:同じ品目を複数借りることもケアプランで必要性が認められれば可能な場合があります。ケアマネさんにご相談ください。
Q:複数借りると料金は高くなりますか?
A:借りる品目の数だけ月額費用が増えます。介護保険の1割(または2〜3割)の自己負担がそれぞれかかります。
Q:限度額を超えそうな場合はどうすればいいですか?
A:ケアマネさんと相談して優先順位を整理しましょう。限度額が少ない場合は、より必要性の高い用具を優先することが重要です。
まとめ
- 複数の福祉用具を同時にレンタルすることは可能です
- 支給限度額の範囲内で組み合わせることが前提です
- まずケアマネさんに相談し、ケアプランに組み込んでもらいましょう
- 必要性の高い用具から順番に揃えていくのもおすすめです
「ベッドも車椅子も手すりもまとめて借りたい」というご相談も、シルバーとっぷにお気軽にどうぞ。状況に合わせた組み合わせをご提案します。千葉県の介護保険レンタル・販売についてもご案内しています。
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※本記事の情報は2026年時点のものです。最新の制度内容は厚生労働省または各自治体にご確認ください。
雲居 愛(くもい あい)/ 株式会社シルバーとっぷ 在宅営業部 福祉用具専門相談員。千葉県生まれ。千葉県内の大学で社会福祉を学び、2024年シルバーとっぷ入社。現在は千葉市を中心にご家族のもとへ訪問し、福祉用具の選定やご相談を担当。趣味は読書と犬の散歩。
